6Turns “Kaymans”と”Burrows”は、J.Mayer〜Dead & Company、そしてGrateful Deadをオマージュして製作されたギターです。

”Burrows”はDead & Company に参加した、デッド復活の救世主とまで言われたJ.Mayerの愛器BLACK 1をイメージした、ワンピースアルダーボディーのモデルです。
BurrowsはCrews SEC のボディを採用しており、ピックガードの下にミッドブースター回路収納のキャビディ加工が施されおり、キャビティがそのまま開いているため、Burrows (巣穴)となりました。D.GilmourのThe Black Stratも、数々の改造が施されているため、ボディー内部はそのような状態になっていると言われてます。
ネックはSEC同様のソフトVシェイプで、エイジド加工されおり弾き混んで塗装が落ちた感じに仕上げてあります。

ピックアップにはこれらのモデルの為に開発したモデルを採用。
テキサスブルース系シングルコイルピックアップに求められるセンシビティー／レスポンス（ピッキングへの反応）とミッドレンジの豊かな音色をブラッシュアップすべくKARIYA PICKUPに別注したオリジナルモデル。
コンプ感がありながらもスピード感も重視しています。
ボード内で多くのエフェクトペダルを通過しても失われないギター本体の力強さだけでなく、ライン環境／デジタルプロセッサー等との相性も考慮した特別仕様。
各ピックアップはボビンへの巻数を稼ぎながらもオープンでクリアな音色をキープ。さらに、210R（9.5インチ）というオールドに比べて緩やかな指板ラディアスに合わせて高さを調整したポールピースなど、必須のアップデートも行われています。
ネック／センターピックアップはほぼ同ターン数、ブリッジピックアップは少しだけ巻数を増やす事で自然な音量バランスを調整。ハーフトーンポジションでハムキャンセル有り。
クラシックな現代的なサウンド、現代的な環境での使用を見据えて特注されたシングルコイルとなっています。

J.Mayer〜Dead & Company〜J.Garciaからインスパイアされた、“Kaymans”と”Burrows”ですが、そこにはSEC / E.Claptonや、D.Gilmour等の、偉大なるギタリスト達とも繋がるミクスチャー的ギターとも言える、それが6Turnsです。

スペック
Body : Alder 1pcs
Neck : Maple
Finger Board：Rosewood
Scale：648mm/Long Scale
Fret：22F
Machine Head : GOTOH SG380MG-T
Pick Up :6Turns Custom Winding 3Single Pickups
Control : Volume, Front Tone , Center & Rear Tone
Bridge : Gotoh GE-101 TS
重量：3.38kg

・6Turns とは。
クルーズ代表 吉岡 喜久夫氏の手がけた数々のUsagi-ya / Rabbitブランドは、卯年である氏が60歳の時に立ち上げ、全てうさぎ / Rabbit に因んだブランドとモデル名になっています。
そして12年が経ち、昨年で6回目の卯年を迎え、6Turnsが完成しました。
さりげなくロゴマークの “S”に、うさぎの耳が描かれています。