【7月入荷待ち】OATS AND MOLASSES(OAM) VB-2+ FET DRIVER








OATS AND MOLASSES(OAM) VB-2+ FET DRIVER
次回入荷は7月後半ごろを予定しております。
ご予約などご希望の場合はページ下部よりお知らせください。
デトロイト発 ”オーツ・アンド・モラセス”(OAM)のVB-2ペダルは他では得られない独特の歪質感、サチュレーション、ピッキングへの「喰い付き感」を加えることができるクリーンブースト/オーバードライブ/ファズペダルです。この新しい「VB-2+」はVB-2のインプットセクションを抜き出し、2つゲイン設定を切り替えられる様にデザインされています。
製作者であるChad Morgan-Sterenberg のコメント
VB-2+は、これまで製作し出荷してきた約100台のVB-2ペダルをテストしてきた経験から生まれました。VB-2でお気に入りのサウンドを得る場合、ギター(いつもテストに使っているのは2005年製のLes Paul Studio)のボリュームノブを最大位置(10)から下げた状態で得られることに気づきました。ボリューム7はもちろん、ボリュームを3まで下げた状態でも素晴らしいサウンドが得られました。他のほとんどのペダルではあまり使い物にならない音ですがVB-2では素晴らしいサウンドになります。
技術的な理由
その意理は古いファズペダルと同様にVB-2の入力インピーダンスが低いためです。
ギターをペダルに直接接続し、ギターのボリュームを下げるとペダルが認識するインピーダンスが上昇し、ペダル(そして最終的には演奏)の反応が変化します。
ファズのクリーンアップ効果についてはよく言われている事ですが、ペダルの音の輪郭がより鮮明になり、明瞭度が増します。低音が引き締まり、コードがより明瞭になる…これはすべて、VB-2の入力ボリュームを下げた時の反応にも当てはまります。これを実現するために、テストギター(500KΩ)に搭載されていた物と同じ値のポテンショメータをVB-2の回路の前段に設置しました。様々なピックアップシミュレーターの設計を試した結果、実際にはそれほど問題ではないという結論に至りました。変化は誘導反応によるものではなく、抵抗とインピーダンスの変化によるものだったのです。驚いたことに、この反応はファズのようにシグナルチェーンの先頭に配置するだけでなく、シグナルチェーンのどこに配置しても同様に良好に聞こえました。他のブーストやドライブペダルと重ねても明瞭さは維持され、VB-2特有の繊細な味わいを引き出したり、その荒々しさを少し抑えたりすることが、より容易になったことに気づきました。
機能性を高めるため、500Kのポテンショメータとフットスイッチを追加し、2つの異なる入力ボリューム設定を簡単に切り替えられるようにしました。これはペダルボード上で即座に変更を加えるのに便利で、VB-2側の設定よりも入力ボリュームを調整することでサウンドを調整していることに気づきました。
入力ボリュームを最大にすると、オリジナルのVB-2と全く同じサウンドが得られます。VB-2+は、クリーンブースト、軽いオーバードライブ、ディストーション、そしてドゥームサウンドまで、あらゆるサウンドに対応します。
2つのトランジスタステージはそれぞれボリュームとバイアスコントロールを備え、完全にコントロールできます。片方のステージをホットにしてもう片方のステージに繋げば、最も歪んだ/コンプレッションのかかったサウンドが得られます。また、片方のステージを低く、もう片方のステージを全開にすれば、最もクリーンでダイナミックなサウンドが得られます。バイアスコントロールは、限界を超えて上げれば、吐き出すような、引き裂くようなサウンドを生み出すことができます。設定が強すぎるとキーキーと音が鳴ったり、入力が低すぎてバイアスが高すぎると完全にカットアウトしたりしますが、適切なバランスを見つけるのは完全にあなたの手次第です。VB-2+ にも適用されるより詳しい情報については、VB-2 のマニュアルを参照してください。oatsandmolasses.com/vb2
仕様:
左フットスイッチで2つの入力ボリューム設定が可能。右側のスイッチでエフェクトのON/OFFを行います。
2つのゲインステージのボリュームとバイアスをコントロール。ミシガン州デトロイトで100%ハンドメイドされた、
ハンドマッチングされたトランジスタペア。9V~18V DC動作、消費電力は3mA未満。
バッテリー駆動はできません。サウンドサンプル
About “OATS AND MOLASSES”
オーツアンドモラセス(OAM)のペダルは、ミシガン州デトロイトでチャド・モーガン=ステレンバーグ(La Disputeやソロ活動を行うミュージシャン)によって手作りされています。
2000年初頭からペダルを作り始め、自身やエンジニアによる何千ものショー、何百ものレコーディングで演奏され、回路をテストして製品となっています。チャド自身の経験から学んだことが生かされており、過酷なツアーに耐え、ステージやスタジオで本来のサウンドを奏でることができるペダルとしてミュージシャンから支持されています。