【ブログ】MUSIC MAN StingRayを辿る(アクティブ回路の利点編)
こんにちは。和田です。
ふとしたきっかけ(マイケル・ジャクソンを再び聞き始めた)から、時代時代のMUSIC MAN StingRayの活躍を辿ってきました。(ルイス・ジョンソン編、トニー・レヴィン編、1990年代~現在にかけて編、爆音に打ち勝つ編)
このブログを進めれば進める程に、StingRayというベースに魅せられております。
様々なジャンルで活躍を続けているStingRayの理由として、シンプルに大ステージでの爆音に打ち勝つ、複雑な楽曲の中でも埋もれないパワフルで抜けてくる音が理由の一つでした。
そしてその理由となるものとして重要なポイントがStingRayの特徴でもある
ハムバッカー&アクティブイコライザー回路
です。前回のブログでも記載の通り、アクティブイコライザー回路を搭載した初めてのベースとして登場したStingRay。
このアクティブイコライザー機能がもたらした最大の利点が
手元でベースのサウンドを思い通りに操れる
という点です。
これにより、アンプの前まで戻らなくても出したい音にすぐにアクセスできると同時に、1本で様々なジャンルに対応できるということも実現できる事になりました。
なので、ここぞという時にベースをグッとブーストして
どーーーん!!!!
時にはトレブルをブーストして
パチいぃぃぃん!!!!
と必要に応じて即座に対応できるという訳です。(現在はミドルを加えた3バンドEQとなっています。)
前回のプロBassmanの言葉の通り
ライブステージでこそアクティブが必要。
というのも納得できる訳です。
ブートだけでなくカットも出来ますので、抑えたい時は抑えるという事できます。
これによりピックアップ1個というシンプルな構造でありながら、様々なジャンル、環境に対応出来たからこそ、その地位を築いてきたとも言えます。(HH仕様やSH仕様のStingRayも登場しておりますが、StingRayと言えばやはり1PUかと…)
アクティブコントロールが付いてるからピックアップ1個でも大丈夫だぜ!!
と、いうレオ・フェンダー氏の自信もあったのかな?と最近は思うようになりました。
そんなアクティブコントロールは2バンドEQから3バンドEQへの変更、近年ではピックアップにネオジウムマグネットの採用、さらにはより広いヘッドルームを狙って9V駆動から18V駆動への変更と時代に合わせたアップデートも加えられています。ローステッドメイプルネック&ステンレスフレットへの変更も注目すべき点です。
76年の登場から現在に至るまで、どの時代にもその頭角をあらわすMUSIC MAN StingRay。
これまで辿ってきたアーティストや曲を振り返ると特に
アメリカ音楽史の中でのMUSIC MAN
の存在は大きいのではないでしょうか?
これはStingrayに限らずMUSIC MAN ギターにも言える事であると思います。
なんか壮大になってきましたね!!
まだまだ楽しくなりそうです!
それでは。
和田
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