【ブログ】クルーズST59をサウンドチェックしてもらいました
先日、クルーズヴィンテージラインのST59のサウンドチェック動画を撮ろうと思って弾いていたところ、少々機になる点がありセットアップを変更しました。
もともと、09-42の「ブリッジベタ付け」セッテイングだったのですが、ゴンゴンとした音がST59に搭載されたK&T S-59のパワフルなアタック音と相まって少々音的に「弾きづらい?」という印象を持ったからです。そこで、弦をGHSのニッケルロッカーズに変更し、トレモロブリッジをややフローティングセッティングに変更しました。
ニッケルロッカーズはピュアニッケル弦で、アーニーボール弦などに比べるとややテンションが強め/高域のキンキンした感が少ない&ミッドローが太くて締まっている(この辺言葉で説明するの難しいですが)のでヴィンテージラインSTシリーズにはオススメです。
よし、動画を撮るか…
と思っていたところへ前回のポストの通りギタリストのカツシロさんがご来店されたので、こちらもチェックがてら弾いてみてもらいました。そしたら凄く良い音で弾いてくれて!
もしよければ…
こっちのギターも撮らせていただいてよろしいかしら?
という事で先日のK&T SP90の投稿/動画に続き、そのままのセッティングでカツシロさんにデモってもらいました。SP90と全く同じ機材セッティングで録音したので、出力の雰囲気や音の違いが非常にわかりやすいと思います。
今回もツインリヴァーブを使いました。おなじみ、EMD PD1とクルーズAddict ODも合わせています。
ちなみに↓は同じ機材セットで撮影したK&T SP90載せ/フェンダージャパンのサウンドサンプル
ST59の商品説明に
ワンピースメイプルネックのストロングなシングルコイルサウンドがバンドアンサンブルで威力を発揮します。シングルサイズでハイパワーというと、本来のヴィンテージトーンを失いがちですが、59年型は全てのSモデルの中で最もパワーがあるという逸品です。オーバードライブやワウの音の乗りも良く骨太なトーンに納得させられます。
繊細なブルースやジャズのサウンドにロックのパンチをプラスさせたいという方にも一番のモデルとしてお勧めです。さらにK&T S59ピックアップはいくつもの工程によって、シングルコイルピックアップでおなじみのノイズを軽減しています。
ロックバンドに対応するストラト、と言うイメージがピッタリくるギターです。ブルージーなテイストはもちろんですが、バンドアンサンブルでよりストロングにシングルコイルサウンドを響かせたい皆さん、テレキャスターに負けないストラトサウンドを求めるみなさん、必見です。
とありますが、まさにそんなイメージだと思います。
「アンプ直クリーンのサウンド」と「かなりドライブさせた状態からギター側のボリュームを4あたりまで下げた際のサウンド」を比べてみてください。どちらも揺るがないK&T S59ピックアップの個性=ストロングなミドルレンジと、音の立ちがあります。こういう風に使えるヴィンテージタイプのシングルコイルピックアップ、滅多にないのです。
実はこちらの「クルーズ・ヴィンテージラインST-59」ですが、実は、村田(私)企画だったのです。が、あまりお客様にウケなかった( … )ので次回生産未定です。
メイプルワンピースにアルダーボディー+59年型シングルってすごく使える仕様だと思うんですけど… 狙いを外したかな?と思っていたのですが、今回カツシロ氏に弾いてもらい、客観的にサウンドを聴いて、さらに氏からも「この仕様バンドでめちゃ使えますね」と言ってもらえて安心しました(笑)
是非皆様にもお試しいただきたく思います。
MWrata
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