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【ブログ】いざ使ってみると面白い!? 7弦で広がる可能性

【ブログ】いざ使ってみると面白い!? 7弦で広がる可能性

こんにちは。和田です。
最強寒波と言われている最中に早くも花粉症となり、くしゃみ連発です。
くしゃみのパワーって凄いので、この寒さと合わせて、ぎっくり腰にはご注意を…。

今回は7弦ギターについて。
このブログを読まれている方で7弦ギターを使用している、使った事がある方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?
7弦というとヘヴィ系御用達または変態系ギタリストのマストアイテムみたいになってしまっているイメージは否めない(私も最初の入りはそうだった…)のもありますが、実際に使ってみると実は結構便利なんです。
エレキギターとしての歴史はまだまだですが、実は7弦ギターの歴史は100年近くと意外と古くからあります。
その辺りについては昨年の7弦フェアの際に触れましたので、こちらをご覧ください。

年末の動画の終盤で今年の展望として少し触れましたが、7弦ギターがもっと普及すれば良いなと。
ヘヴィというよりも音楽、フレーズの幅を広げるという部分として気軽に手に取って頂ければと思います。
そんな私も7弦を1年半程前に本格導入しましたが、その理由もサポートで参加したバンドがきっかけでした。
理由はすごく簡単です。コードの移動の中、主に下降フレーズで

やたらとE♭を通過する

こうなるとピンときますよね。
下降していった際、EからE♭に移動の時、6弦開放から5弦6フレットへ上がってしまう訳です。
最初から5弦7フレットを使えばいいじゃないかともいわれそうですが、B♭やFから下降する事も多々あったので、どうしてもこの移動になってしまう訳です。
で、バンドメンバーの構成はどうなっていたかと言うと、ベースが5弦、リードギタリストが7弦。そして鍵盤。
と、なると私だけなんか運指が違うというか、出している音域が違う…。チューニングを下げる手段もあったのですが、そうなると私以外はレギュラーチューニングなので、これもバンドアンサンブルな響きからすると

なんか一人違うぞ!!

っとなったので、めでたく7弦導入となりました。
導入当初はちょっと戸惑ったのに加えて、KeyがAでヘヴィに刻む曲もあったので、7弦のみ1音下げ(Drop.A)にて使用していました。こうするとふいに7弦の音階がなんだっけ?となっても5弦と同じだ!と思えば迷わないし、7弦でのリフワークが楽!!という安易な理由でやっておりました(笑)
が、これが功を奏したのか割とサクッと7弦に馴染む事が出来たような気がします。
サポートが終わった後からはレギュラーに戻して色々試してみましたが、この時に思ったのが

オンコードの移動が楽、使い易い。

という事。なんとなーく弾いている中でこのコードの響きでベース音をこうしたいな~とか、ボサノバ、ジャズ的なリフワークの中でベース音の移動や探りを入れるのに

物凄く便利!!

どういう事かと言うとこんな感じです。

前半はCから下降していくアルペジオフレーズ、後半はボサノバっぽいバッキングでベース音のみのシンプルな移動フレーズです。こういう順番に下がっていきたい時に7弦あると助かります。
あとは後半のようにベース音を動かして、平坦なバッキングにも躍動感をだせたり、いつもは使わないオンコードがサクッと使えるので、慣れてくるとこれが

楽しい!!

に気付いたらなっていました。もっと早くにこの事に気付いていれば、専門学校時代のセッションで困らなかったのに…とも思った次第です。
シンプルにE(6弦開放)から下がれるというのもあるので、作曲やフレーズを考える時にも有効です。
バンド、アンサンブルメンバー内に5弦ベースや鍵盤がいるとなおさらこの下降が効いてきますよ!!

いかがでしょうか?

これをきっかけに

7弦って面白そう、使ってみたい

と思って頂ければ、早くも今年の目標はちょっと達成出来たかもしれません(笑)
当店ストックのCrews 7弦はフロイドローズやリバースヘッドと見た目が強そうなのが多いですが、Crewsらしいマルチに使えるオールラウンダーが揃っております。先日のブログでもご紹介の通り、リバースヘッドはリバースヘッド効果を狙っての仕様です。

ちょっと最初はとまどうかもしれませんが、その先にきっと新たな発見と楽しみが待っておりますので、ぜひともお気軽に手に取ってチェックしてみてください。
お待ちしております。

それでは。
和田

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