お客様オーダーのVEGASをご紹介
渋谷店 ニシキドです。
今回はクルーズオーダーフェア2022絶賛開催中ー偶然にも「定期メンテナンスを」とお持ち込み頂いたお客様のカスタムオーダーVEGAS V2.をご紹介したいと思います。(掲載許可ありがとうございます。)
Crews Maniac Sound VEGAS V2. Custom Order Model
マホガニー1Pボディ、メイプルネック、ローズウッド指板という基本的なスペックはパーツ含め当時の元モデルに準じており、お客様のオーダー内容は
*カラーオーダー:濃いめのLake Placid Blue
*ピックアップ変更:Crews VEGAS(P90タイプ)×2 ▶︎フロント側をCrews CL(Humbucker)に変更
*タップスイッチ追加:トーンポットPUSH/PUSHでフロントハムをコイルタップ
*PUセレクターSW変更:3way Toggle SW▶︎3way Lever SWに変更(位置も変更)
*指板:サイドスキャロップ加工
*フレット:ステンレスフレット使用
というものでした。
ネック側にハムバッカーを搭載しタップ機能を追加することでフロントサウンドにヴァリエーションが増えるのはもちろんですが、特に素晴らしいなと思ったのはMIX状態でフロントタップをON/OFFをすることで、ふくよかなMIXサウンドと軽やかなMIXサウンドがワンタッチで切り替えられるという点です。スイートなアルペジオや歪ませて少しファットなコードストロークを弾きたい時はタップOFF/カッティングやコーラス・空間系と相性の良いパキッとしたアルペジオが弾きたい時はタップONみたいに使えるわけですね。これは賢いです。
フレットは現在のVEGASで採用しているものより少し大きめなものが採用されておりました。軽めのタッチで発音できるのでレガートプレイなどもしやすい仕様。また指板はサイドスキャロップ加工を施しグリップ感が向上しております。
実はネック材のメイプルには柾目で切り出されたものを採用。※現在ご指定はできません。
カラーリングもとても美しいですね!!フロントハムにCrews Aristotelesにも搭載されているCrewsオリジナルのCLを搭載していたりとVEGAS×Aristotelesとも言えるようなギターです。
リアにハムバッカー、フロントにP90のRabbit is 配列にしてVEGASをオーダーしてもいいギターに仕上がりそうですね!
カスタムオーダーの流れや方法などに関してはカスタムオーダーフェアのページや先日公開した下記の動画をご確認ください▼
オーダーのパターンや流れから、ホンジュラスマホガニーの素晴らしさ、指板材ブラジリアンローズウッド、マダガスカルローズウッド、エボニーの音の違いなどなど…木材の魅力とカスタムオーダーの楽しさが存分におわかり頂けるかと思います。もちろんお気軽にご相談/ご質問のメールやお電話をくださってもOKです!
それでは今回はこんなところで。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
渋谷店 ニシキド
後日こんなカラーオーダーのVEGASもメンテナンス依頼がありました。淡いソニックブルーにゴールドパーツの組み合わせが素敵です。お客様のご好意でお写真を撮らせて頂きました。
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