【動画連動ブログ】Universal Audio UAFX Amp Emulate Pedal Series
フーチーズ渋谷店ニシキドです。
今回はUniversal Audio UAFXシリーズのアンプペダル3機種をクイックチェックしてみました!
動画はこちらになります。
動画の中で触れている部分もありますが本ブログではそれぞれ3機種の違いの補足と最後に改めてインプレッションを書いていきたいと思います。
販売価格:55,000円(消費税込み)
〜メーカーサイトより〜
Muddy Waters から The Beatles、Elvis Costello をはじめ、多くのアーティストやプロデューサーたちに愛されてきた、広く知られるアメリカン・チューブアンプのトーン。さらにStevie Ray Vaughan や Steve Lukather などのアーティストによって有名になったカスタムモッドと伝説のドライブサウンドで、ビンテージトーンをさらに進化させましょう。
Fender Deluxe Reverb Blackfaceが元になったモデル。こちらの機種の特徴はReverbコントロールとVIBRATO機能のSPEED/INTENSITYコントロール。実機さながらのスプリングリバーブと味わい深いヴィブラートが扱えます。
そしてブーストノブに連動するミニスイッチによる+αの付加機能はMOD(MODIFY)です。ブラックフェイスをベースにした2種類のモディファイシミュレートが内蔵されています。
◯STOCKーオリジナルアンプの入力にクリーンブーストを付加。
◯LEADー80年代の貴重なMODをアンプに付加。
◯D-TEXーテキサス・ブルース・トーンのための SRV MODをアンプに付加。
スピーカー&マイクシミュレーターのデフォルトパッチ/無償パッチは下記▼
Woodrow ’55 Instrument Amplifier
販売価格:55,000円(消費税込み)
〜メーカーサイトより〜
The Eagles、Chuck Berry、Neil Young をはじめ、錚々たるアーティストやプロデューサーたちから長きに渡り使われてきた伝説的なアメリカン・ツイード・チューブアンプのサウンドを提供します。絶対的な信頼を得るブリティッシュ・スピーカーのスワップ、あるいは KORG SDD-3000 ラック・ユニットや Maestro EP-3 テープ・ディレイのプリアンプなどによるブーストを活用することで、荒々しいツイード・トーンをさらに高めることができます。チューブならではのうなり声と人気のホット・ロッド・サウンドを、あなたの足元にもたらします。
Fender Tweed Deluxeが元になったモデル。こちらの機種の特徴はINST&MIC VOLUMEコントロールとROOMコントロール。各VOLUMEはレベルを上げると、INST VOLはややブライトでアグレッシブに、MIC VOLはダークでクリーン、そしてボトムエンドが強調されます。またそれぞれの相互作用で音色は変化していきます。オリジナルに比べてクリーン・レンジはわずかに拡張されております。”オリジナルのツイード・アンプが持つすべてのゲインはそのままに、オリジナル・アンプでは困難だったクリーン・サウンドの作り込みが可能に”がコンセプト。ROOMはOX AMP TOP BOXでもありましたが部屋鳴り残響をコントロール可能。
そしてブーストノブに連動するミニスイッチによる+αの付加機能は外部プリアンプ回路によるBOOSTです。
◯STOCKーオリジナルアンプのハイ・インプットに対する素直なブーストを付加。
◯KP-3KーKORG-SDD3000のプリアンプ部によるブーストを付加。
◯EP-IIIーEchoplex EP-III のプリアンプ部によるブーストを付加。
スピーカー&マイクシミュレーターのデフォルトパッチ/無償パッチは下記▼
販売価格:55,000円(消費税込み)
〜メーカーサイトより〜
Queen から U2、Radiohead まで、60年以上に渡ってアーティストやプロデューサーに愛されてきたブリティッシュ・バルブアンプの真髄を提供します。伝説的な60年代の Dallas Rangemaster 製ゲルマニウム・トレブル・ブースターや、70年代の Maestro EP-3 テープディレイのプリアンプといった、クラシックなブースト機能を搭載しています。スイッチを切り替えるだけで、焼け付くようなレイヤード・トーンを得ることが可能です。
VOX AC30が元になったモデル。こちらの機種の特徴はVOXアンプ特有のCUTコントロールとWoodrowと同じくROOMコントロール、VIBRATO機能のSPEED/INTENSITYコントロール。CUTはパワーアンプをフィルタリングすることで、高域を低減します。このノブを時計方向に回していくと、よりダークなトーンとなります。カット可能なEQの量はオリジナルのアンプと同じですが改良を加えており”スイートスポット”が見つけやすくなっております。またTREMOLOのSPEEDコントロールではビブラート・スピードのレンジを拡張し、オリジナルのアンプよりも遅い設定が可能となっています。
そしてブーストノブに連動するミニスイッチによる+αの付加機能はチャンネルやモデル切り替えと外部ペダルによるBOOSTです。
◯BRILーブリリアント・チャンネルは、63年製の「トップ・ブースト」アンプをベースにしています。ブレイクアップするまでのヘッドルームが小さく、全体的にゲインが高くなります。BOOST”は、EP-III プリアンプ部からの入力ゲインを加えます。
◯NORMーノーマル・チャンネルは、61年製の「ノン・トップ・ブースト」アンプをベースにしています。ヘッドルームが大きく、全体のゲインが低い点が特徴です。ブーストノブはDallas Rangemasterからの入力ゲインを加えます。
◯VIBービブラート・チャンネルは、63年製の「トップ・ブースト」アンプをベースにし、独自の入力セットとユニークなサウンドを持つチャンネルです。その名の通り、ビブラート回路がアクティブになります。BOOST” ノブは、クリーンなゲインを加えます。
スピーカー&マイクシミュレーターのデフォルトパッチ/無償パッチは下記▼
いかがでしたでしょうか。動画と一緒にご覧頂けるとわかりやすいかと思います。
個人的にとても心地よく弾きやすく、普段 真空管アンプを弾いている感覚そのままでプレイでき、かつリアルなサウンドが得られるのには大変驚かされました。
余談のデジタルアンプの弾き方についての話はこちら▼
そしてこちらの動画を是非ご覧ください。みなさんにはどう聞こえますか?▼
また機種に関してですが、やはり店頭でFender Deluxe Reverb(Silver Faceですが)とVOX AC30をよく使うので個人的にはDream’65とRuby’63が非常に扱いやすく、ツイードデラックスを弾く機会の少ない僕の場合はWoodrow’55は少し手強ながらも少しずつ慣らして撮影に挑みました。「古るい音してんなぁ〜」と感心したのでアリマス。
思い浮かべる『あの音/この音』がちゃんとイメージ通りに出てきてくれるすごいペダルです。あとは研究&プレイで更にいいところまで持っていくのは自分次第!様々な接続方法/活用方法にも対応し、拡張性もある素晴らしいペダルだと思います。是非とも手に取ってみてください。最後まで閲覧ありがとうございました。
渋谷店 ニシキド
※それぞれの細かい仕様や4ケーブルモード(様々な接続方法)に関しては
代理店のマニュアルページをご覧になることをおすすめします。
UAFX Dream ’65 Reverb Amplifier マニュアルページ
UAFX Woodrow ’55 Instrument Amplifier マニュアルページ
UAFX Ruby ’63 Top Boost Amplifier マニュアルページ