【Blog】PRS SILVER SKY 3種 弾き比べ etc…
フーチーズ渋谷店にPRS John Mayer SILVER SKYのメイプル指板が入荷してまいりました。
このギターをお待ちいただいた皆様も多いと思いますので、簡単なインプレッションとサウンドチェック動画を作成してみました。まず、当然ですがSILVER SKYのキャラクターは健在です。基本的な音色の変化は感じられません。弾いた感じは、メイプル指板の方がネックサイド部分が「立って」おり(これはPRSオフィシャルからもアナウンスされてます)ややグリップに違いはあります。
音色的にはローズ指板に比べるとメイプル指板の方が音がスッキリとしており、ピッキング時/アタックのサウンドがクリアです。余韻やコク(バーボンの話じゃないですが)が欲しい皆様はローズウッドのキャラクターを選ぶと思います。反対にスピード感や明瞭なアタック、単純に音抜けを重視するとメイプル指板になるのではないでしょうか。
というわけで、PRS SILVER SKYのローズ指板とメイプル指板で大きく変わったのはアタックのサウンド、質感だと言えます。勿論、フィーリング的な意味で演奏者にとってはもっと大きな違いが感じられるでしょう。指先の感覚や質感… それは言葉では言い表せません。しかしながら、PRS SILVER SKYはそもそも、ポールリードスミス氏とジョンメイヤー氏がタッグを組んで「狙った音」を得るためにデザインされています。楽器の仕様・全てのコンセプトがあの音を作り出していますので、指板のみが変わっても、そのキャラクター大きく変化することはないと言えます。すごいことですよね。
ちなみに、youtubeに2019年夏のジョンメイヤー ライブが上がっておりましたが、その中でローズ指板のシルバースカイ(モックサンド?)
そして、アンコール?で登場したメイプル指板のシルバースカイのサウンドがチェックできます。
ご本人の演奏で、このサウンドの違いが明確にわかると思います。
これらを踏まえて…
2020年以降の仕様となるニトロフィニッシュのローズウッド指板、そして今回入荷したメイプル指板、最後に2019年のローズウッド指板(ニトロになる前のフィニッシュ)の3本のサウンドチェックも行ってみました。是非参考になさってください。
前回のSILVER SKYブログも参考までに貼っておきます。