今回はクルーズヴィンテージラインの中でも絶大な人気を誇るリユニオンの限定仕様モデルをサウンドチェックしてみました。

何を持って限定仕様かと言いますと、まず製造工場にでデッドストックとして保管されていた貴重なヴィンテージグローバーペグを採用している点にあります。これは単純に「古いパーツ」だから貴重なわけではありません。注目すべき点は音、です。一概に古いペグだから音が良い、という様な簡単な話ではないので、この仕様に関しての説明が難しいのですが…間違いなく、このペグを使用する意味はあります。

そしてビグスビーユニットの搭載です。この仕様は外見的にもサウンド的にも大きな違いを生みます。特にボディーサイズが大きいギターの場合、弦の両端にあるペグとトレモロブリッジの質量はサウンドに大きく影響を与えます。低域の音像、サスティーンの変化（音が伸びる様になる、という事ではありません）があります。そしてエボニー指板。ローズウッドよりも質量があり高質な指板材と上記したパーツ類の融合で、スタンダードモデルのリユニオンに比べてある意味「モダンな」サウンドに変化していると言えます。

動画です

今回は様々なペダルに加え、リヴァーブとディレイも加えています。ドライサウンドでは主張しすぎに感じる音も、リヴァーブ／ディレイを加える事で程よく滲み、アンサンブルに入った際にどうなるか？イメージし易いかもしれません。

ぜひ様々なジャンルの皆様にお試しいただきたいギターです。

商品はこちらからご確認いただけます　https://hcsguitar.com/item/guitar/cms_gtr/vintage-line/reunion-series/

村田