Blackstar Amplificationの柔軟な発想と理念。フラッグシップモデルSt. James 50 新製品発表会に行ってきました。
渋谷店ニシキドです。
先日Blackstar Amplificationの新製品St. James 50シリーズのディーラー向け発表会に和田氏と参加してきました。
話題のアンプですので皆様も既に存在はご存知かと思います。6/18(土)発売開始。当店にも入荷の予定です。
フラッグシップモデルということで発表会には製品開発部のAlex Gee氏も出席されており、プロモーションにも気合が入ってます!…彼らのこの製品に対する自信が伺えます。
※製品の詳細についてはコチラからご覧頂けます。(本国メーカーサイト)
左からEL34 COMBO FWN / EL34 STACK FWN / 6L6 STACK BLK / 6L6 COMBO BLK
パワー管にEL34を用いたモデルと6L6を用いたモデル 2つの仕様、またそれぞれのスタック/コンボで全4種のバリエーションとなります。ですがパワー管の違いだけではなくそれぞれ仕様とキャラクターが大きく異なり、また次世代型アンプとしての多彩な機能を持ちます。今回はそれらの共通する特徴とそれぞれの仕様/サウンドの違いをこれまでのBlackstar製品の機能なども抑えつつご紹介したいと思います。
まずは共通する特徴から。
フルチューブアンプでありながらリアクティブロードとキャビネット/マイクシミュレーター機能搭載。
ご自宅やスタジオでのサイレントレコーディング、ライブ会場でのライン出しなどに現代ギタリストのニーズに欠かせないこちらの機能。キャビネットから音を出さずとも理想的なサウンドがいつでも手に入ります。Suhr PT15 I.R.などもそうですが次世代型アンプのひとつの指針になりましたね。一台完結型。アッテネータや外部のシミュレータは不要です。[重要]今回ご紹介するSt. Jamesにおけるポイントはソフトウェアを連動させることで”わかりやすく”じっくり作り込めるという点だと思います。PCとUSB接続し『ARCHITEKT』というBlackstar開発の『Cab Rig』というDSPシミュレート機能のパフォーマンスを引き出せる共通ソフトウェア(無料)を使用することでわかりやすくキャビネットやマイク その他の設定を簡単に作り込めます。
キャビシミュ/マイクシミュなどのDSP機能を扱うときにぶつかるであろう「IRがよくわからない/扱ったことがない/たくさんあり過ぎてどのIRが良いのか悩んでしまう」などの心配要らずで取り組めます。また作成した設定は3つまでプリセットとして本体に保存でき、バックパネルのミニスイッチで切り替えが可能です。もちろんPCを接続しなくても機能しますので現場で即座に呼び出し可能です。
St. Jamesではリアルチューブサウンドに加え、選べるキャビネットとマイクのバリエーションがかなり豊富になっております。より発展した形で使えますね。
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