クルーズSTタイプの魅力〜ASH&MAPLEの場合
今回は、クルーズマニアックサウンド「ヴィンテージ〜現代的なギターサウンドの顔」とも言える2つのSTタイプのギターについて、どんな音を持ち、どんな特徴があるのかご紹介していきます。
「Bottom’s Up 2023 PL ASH/MAPLE」 – 鳴りの強さとスピード感が魅力-

まずは「Bottom’s Up 2023 PL」。このギターは、80年代後期から続くカスタムギターの流れを受け継ぎ、現代のギターサウンドと向き合い続け進化したモデルです。特徴的なのは、そのアタック音のスピードと中域の存在感。ギター本来の力強い”鳴り”を軸に、サウンドキャラクターに幅広さを持たせています。
Body>
こちらのモデルでセレクトしているのは、軽量で音の振動が良く伝わる “アッシュ3ピース”。しっかりとした中音域とクリアな高音域を持ち、アタック音が特に速く、ダイナミックなプレイを支えます。
Neck&Fingerboard>
ネックシェイプは64ビッグネックからサンプリング(しっかりとした太さがありながらも、弾きづらさを感じさせません)。”メイプル”のネックと指板を採用する事により、サウンドにシャープで明るいキャラクターを加えています。通常のサテンフィニッシュよりも硬質な”スーパーマットフィニッシュ”を採用することにより、サテンフィニッシュの「音の柔らかさ」を抑え込み、明瞭でガッツのあるネックの鳴りを実現しています。
Pickups>
クルーズカスタムワインディングの “SSH”タイプ。スムーズでクリアな音色が得られるため、クリーン〜クリスピー〜リアピックアップでのパワフルなサウンドまで幅広く対応します。
その他の仕様>
Machinehead:Gotoh SG360 MG-T
Bridge:Gotoh 510TS
Controls:1 Volume, 1 Tone, 5way SW(ブリッジ+ミドルピックアップのハーフトーン時 ハムバッカーは自動タップ)
このギターの魅力は、強い鳴りと、パワフルなアタック感を持ちながら繊細なプレイにも対応できること。多様な音色を切り替えて楽しむことができます。
ジャンルの垣根を超えてあらゆるシーンで活躍できる、まさに「オールマイティー」なSTタイプです。
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「ST23-PL ASH/MAPLE」-ヴィンテージの香り漂う、現代的な弾き心地-

次に紹介するのは「ST23-PL」。
普遍的なスペック、パーツなどトラディショナルな材の構成でヴィンテージを意識しつつ22フレット仕様、ローアクションなセットアップなど、ヴィンテージ楽器では得られない、まさに「クルーズらしいギター」に仕上がっています。
Body>
こちらも”ライトウェイトアッシュ3ピース”を使用。ヴィンテージトーンに最適な響きを持ちながらも、スピード感とパワフルさを兼ね備えています。
Neck&Fingerboard>
1964年モデルのシェイプをサンプリングしたネックに、メイプル指板の組み合わせ。しっかりとした弾き心地で、ヴィンテージギターのような芳醇さと現代的な弾き心地が調和しています。
Pickups>
クルーズオリジナルシングルピックアップを搭載。ヴィンテージのような枯れ感と、適度な明るさを併せ持った音色が特徴。リア単体でも使える音になっています。
「ST23-PL」は、ヴィンテージギターを好むギタリストには、まさに理想的な一本。クリアで温かみのあるサウンド、そして手にしっくりと馴染む弾き心地が絶妙で、弾くたびに楽器への愛着が増していきます。
その他の仕様>
Machinehead:KEY’STONE FS-DLX(ブラス製)
Bridge:Wilkinson WVS54 w/Gotoh Power Spring
Controls:Volume, Tone(Front&Middle), Tone(Bridge)
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“サウンド”と”弾き易さ”のバランスの絶妙さ、ヴィンテージから現代的なサウンドまで幅広いスタイルに対応できる2モデル。どちらのモデルもそれぞれに特徴的な「鳴り」を持っており、プレイヤーの個性を存分に引き出してくれます。
「Bottom’s Up 2023 PL」は、力強い鳴りとスピード感が求められるバーサタイルなプレイヤーに最適。
「ST23-PL」は、ヴィンテージの味わいを持ちながら、現代的な弾き心地とサウンドを楽しめるモデルです。
STタイプのギターを探している方はもちろん、バンドで存在感のあるサウンドが出せるSTタイプが欲しい!という方も是非試していただきたい2モデル!
お問い合わせもお待ちしております。