蓋の違いを楽しむ(サイレントにBritish Rock!!を楽しむ)【動画付き】
こんにちは。和田です。
1月も後半戦となりました。1月の後半と言えばNAMM SHOW
某研修でLAには行ったことはありますが、NAMM SHOWのタイミングでなかったりと実はまだ未経験…。いつか行ってみたいものです。
今回真っ先に私に突き刺さったのはコチラ
密かにROCKMAN好きなので、入荷を楽しみにしております。
さて、今回ご紹介をするのはコチラ
PJD Guitars St.John Standard & Elite

イギリスの新鋭ブランドPJD Guitarsの主力モデル。
コンパクトなJM Style ボディにTLっぽいヘッドデザイン、そしてP90&ハムの組み合わせのモデルです。
どことなくちょっとビザール感があるけど、
あ、ブリティッシュだ
っと感じるサウンドをしっかりと持ったギターです。
詳しくは前回のブログもご覧頂ければと思います。
前回はFホール有り(蓋なし)とFホールなし(蓋なし)の2タイプの弾き比べチェックでしたが、あらたにメイプルトップ仕様のELITE(メイプルトップ仕様(蓋あり))も加わったので、この3タイプのサウンドチェック動画を撮影してみました。
一見するとメイプルトップ仕様という部分を除けば微妙な差であるようにも思えますが、これがまた意外と差が出ますので、その部分もぜひ聞き耳を立てて頂ければと思います。
フレーズが前回と同じじゃないか!!
っと言われるのは覚悟の上でありますが、今回は最後にフロントピックアップでの簡単なソロプレイも入れているので大目にみてください(笑)(フレーズ変えてみようとおもいましたが、この感じがこのギターの各ポジションでの美味しい音がわかりやすいかな…っと思ったのもありまして…)
実際に弾いた印象を言葉(文字)にするのであれば、蓋無し(Fホールあり)はやはりオープンにフワッと響く、抜けていく感じがしますし、蓋がある(Fホールなし)はフワッと抜けていた音域がローに変換される感じになり、音が力強くなる
印象です。そして蓋がメイプルになる事より、纏まり(コンプ感)が出て、歯切れが良くなるといった印象です。
蓋以外のスペックは同じですので、基本となるSt.Johnの音がある上でこのような違いが感じ取れます。



面白い部分としては、蓋の材質の違いはもちろんですが、蓋なしと蓋ありではローエンドの響きもですが、音がオープンになることによって、ハイフレットでのサウンドの違いが如実に出てくるのもポイントです。(冒頭のオクターブフレーズや最後のソロの部分を聞き比べてみると面白いですよ!!)
こういった部分を意識しながら聴いてみたり、弾いてみたりするとメイプルトップのモデルが強そうにみえて、実はアッシュトップの蓋無しがゴーンと力強いロックなサウンドがしていたり、メイプルトップ仕様の方が歯切れがあってカッティングでは扱い易かったりとそれぞれのキャラクターがしっかりと出ているのが感じ取れます。
なので、メイプルトップ仕様の方はもっとクリーンな感じでポップス系の事をしてみてもピッタリくるのではないか?っと、ひとり弾き比べながら、編集しながらやっております。(撮影中は今回も坂本さんに盛り上げてもらいながら撮影しております。)
そういう流れでは同じくPJDのこのモデルも気になるところなので、こちらも弾き比べをしてみようと思います。
※ポップな感じのカッティング探ってますので、少しお待ちを…。

余談ではありますが、今回の撮影はアンプから音を出していない、いわゆるサイレントレコーティングというものです。なので、実際に音が出ているのはギターの生音だけです(撮影時はモニタースピーカーで音出ししております。)
チューブアンプを静かに楽しめる、録音出来るというのはなかなか嬉しいものであり、しかもアンプから出ているそのままの感じで録れてしまうのも大きなポイントです。
こちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

自宅でBritish Rock!!
楽しんでいきましょう!!
和田