蓋で変わるキャラクターの違い(Crews Six Nylon)
こんにちは。和田です。
圧倒間に4月に入ったな…っと思ったら初っ端からの雨と風。
桜舞い散る景色もまた風流です。
っと、ここで一枚良い写真が取れれば良かったのですが、舞い散る感じをファインダーに納めるのは難しいですね(汗
さて先日ご紹介をいたしましたこちらのギター達を改めて。
Crews Six Nylon

エレキギター感覚で弾けるエレクトリックナイロンギター
です。
前回のブログでは主にスペック的な部分を中心に綴ってまいりました。
なので今回はサウンド面にちょっと触れていこうと思います。
まずはトップ材からと言いたいところではありますが、今回のブログの内容からすると共通スペックから説明した方が分かりやすいので、まずは共通スペックを。
Six Nylonのボディバック材はホロウ構造のアルダー材。

どのようなホロウ構造かは前回のブログの通り、秘密です。
加えて、共通の部分としてピックアップとコントロール。
ピックアップはサドル下に入ったピエゾピックアップからCrewsオリジナルのプリアンプを通過してアウトプットへ。コントロールなシンプルにボリュームのみです。
※電池は必ずPROCELLを使ってくださいね!!


ここまで来たらもう言わずもがな、最終的なSix Nylonのサウンドを決めるのが、今回の本題となる蓋(トップ材)と言う事です。
その蓋(Top材)が今回はレギュラースペックのメイプル材と、スポット仕様のポプラバール材です。


ガッツリ入ったトラ杢のメイプル材に対して、特徴的な瘤(バール)模様が入ったポプラ材。
ルックスの違いはもちろんですが、トップ材(蓋の素材)自体が違いますので、もちろんサウンドも異なってきます。
蓋が異なればもちろん音も異なる訳です。
なんかこのパターン以前にもあったような(笑)
実際には重さであったり、硬さであったり、いわゆる木材の比重で違いが出るという訳です。
数値でどうこうというのもあるのですが、この2つの材はもう現物の材を手に取って触って頂くのが早いかと。
重さも硬さも明確に違いますので。
トップ材としては5mm程の厚さなので、
この厚さの違いで音の差が出るの??
っと思われる方も多いかもしれませんが、これまた結構違うのです。
※まぁ、実際大きな違いが出る訳なので、こうしてブログに取り上げている訳なので。
飾りじゃないのよ蓋(Top材)は
っと、いう訳でこちらの動画を
どうです?結構違うでしょ?
もちろん生音でもその違いには感じ取れるのですが、Six Nylonの場合はライン出力の方が明確に違いが聞き取れます。
これもSix Nylonのシンプルさ故に分る部分でもあり、このシンプルさこそがこのサウンドの要でもあります。
またSix Nylonを実際にプレイする際に
おススメのプリアンプはありますか?
っとお問合せや質問をよく受けるのですが、Six Nylonには上記の通り、プリアンプが入っておりますので、
そのまま直でOK
です。
実際に店頭での試奏の際もDIを通してミキサーに入れて、モニタースピーカーで聞いて頂くか、アンプの場合はコチラを使用しています。

箱モノ用アンプ、いわゆるクリーンアンプなので、このアンプでのサウンドもバッチリです。
※裏技としてGR BASS Pureamp&ベースキャビネットと言う手段もありますが、それはまた何かの機会に。
エレガット用としての外付けのプリアンプやイコライザーやらは色々ありますが、Six Nylonに限らず、エレガットのサウンドは
そのままがベスト
です。
過去に色々と試してみましたが、ガットに関してはそのままが一番ガットらしいサウンドで出てきてくれます。
※アクティブのプリアンプが入っている場合に限ります。パッシブの場合はご相談ください。
そんな訳で必要なものとしてはコチラをご用意頂ければバッチリです。
TRIAL Passive Power DI

電源不要のコンパクトなDI BOXです。
Six Nylonはプリアンプ搭載しておりますので、上記の通り、ライン直でもOKなのですが、やはりミキサーやインターフェイスに入れるのであれば何かしらのDI BOXを通した方が楽です。
Passive Poer DIはMellowスイッチが搭載されており、若干トーンの変更が出来ます。このスイッチがなかなか優秀でして、ライン直ならではのちょっと硬い…っというのが調整出来ます。
実際に録音時はこのメロウスイッチをオンにして使用した方が実際に音に近い感じで録れましたので、オンにしております。
さ、これで録音準備はバッチリだ!!っと言いたいところですが、流石にツルツルの状態で弾くのはちょっと心持たなかったので、リバーブを使わせて頂きました。
TRIAL Retro Rerverb

このリバーブはナチュラルな聞き方が気持ち良いのはもちろんなのですが、ものすごく便利な機能も持ち合わせています。
ONの時はもちろんなのですが、OFFの時にも任意でリバーブを効かせることが出来ます。
設定はONの時の設定が基準となりますので、OFF時は常時掛けの薄いリバーブ、ONの時はリード用という形で使い分けが出来ます。
同じ設定の中でMixを調整する形なので、切替時のスムーズさはもちろん、違和感がないのが嬉しいポイントです。
今回はバッキング時はOFF、単音時はONにて使用しておりますので、リバーブの効きの変わり方も合わせて聞いてみてください。
そして最後にアウトプット兼モニターとしてコチラを使用しています。
GR Guitar AT G112A FRFR (Full Range, Flat Response) / 300w x 1 Active Cabinet

Fractal、Line6、QuadCortex等の対マルチプロセッサーのアウトプットとしてオススメなこちらのパワードキャビネット。GR Bass Pureampと同じくPuresoundを狙ったパワーアンプが入っていますので、ものすごくナチュラルなサウンドを得る事が出来ますので、実際に店頭でのSix Nylonの試奏時にも使用しております。
今回はSix NylonからRetro Reverbを経由してPassive Power DIのDI OUTはオーディオインターフェイスからPCで録音。そしてTHRU OUTからGR Guitar AT G112Aへ接続し実音のモニタリングとしております。
実際に録れた音とモニタリングしていた音はほぼ同じ印象でしたので、そのクオリティは間違いなしです。
対マルチプロセッサーのアウトプットとしてももちろんですが、今回の様にアコースティックな楽器のアウトプットにもこのAT G112Aは優秀です。※片手でサクッと持ち上げられる驚愕の軽さも嬉しいポイントの一つです。
この様な形で今回をお届けしております。
いかがでしょうか?
蓋の違い、感じて頂けましたでしょうか?
従来のメイプルトップ仕様はいかにもエレクトリックナイロン!!っというサウンドで、バッキングはもちろんですが、単音時の立ち上がりの速さ、力強さが特徴です。特に1~3弦のナイロン弦ならではのパンっとハジける感じが際立ちますので、リードフレーズの際にそのキャラクターが際立ちます。
ちょっとエフェクトを効かせてリードをすれば、まさにジャズ・フュージョン!!っといったところでしょうか。
エレキギターでのリードの如く、バリバリ弾きたい方にはこちらのメイプルトップ材がおすすめです。
一方でポプラバールトップは太さと甘さがあり、まるで生のガットギターのようなサウンドが特徴です。
クラシックなソロギターやボサノヴァ等、バッキングメインの際はガットならではの甘さとプリンっと出るガット弦のサウンドが心地よいので、ナチュラルなガットサウンドが好きな方はこちらのポプラバール材がおすすめです。
文章で違いを表すとしたらこんな感じでありますが、後は実際に弾いてお好みの方を選んで頂ければと思います。
蓋の違いによる、サウンドの違い
お楽しみ頂けましたでしょうか?
気になった方はぜひ実際に手に取って弾いてみてくださいね。

お待ちしております。
それでは。
和田