背景

Silktone Expanderとは?

Silktone Expanderとは?

まずはこのSILKTONEオフィシャルサイトの文面を翻訳した文言をご一読ください。
https://quanta-intl.jp/news/3191/

多分、ほとんどの皆さんはこの説明を聞いても「?」となるでしょう。
フィーリングはなんと無くわかるんだけど…何ができるの?
と言う感じではないでしょうか

そこで以下のように意訳を含めて説明してみましょう。

Silktone Expander は、3つのノブと3ウェイスイッチできめ細かくサウンドを調整でき、微妙な倍音を付加するプリアンプ的セッティングから濃厚なファズ、粘りのあるオーバードライブまで幅広く対応する従来のオーバードライブ/ディストーションの枠を超えた設計を持つドライブペダルです。

回路構成

このペダルは3段階のゲインステージを持っています。
第1段(ブースター的回路):
JFET を用いた 2次倍音生成を担います。
音に厚みと奥行きを与え、ローゲインでも音楽的で「豊かなサウンド」を生み出します。

第2段(ドライブのメイン回路):
60年代のペダルから着想を得たゲルマニウム・トランジスタ段。
ウォームで粘り気のある、それでいて分離感の良さも含む「有機的な歪み感」が得られます。

第3段(出力回路):
JFET による“アンプの最初の真空管回路”をペダル最終段に模しています。
つまり、アンプの初段部分を擬似的に再現し、トランジスタやデジタルを含むどんな音量の状態のアンプにプラグインしても、いつも同じ操作感が得られるようにデザインされています。ペダルの音量を絞った状態でも、真空管アンプの初段で得られる様なサチュレーションが得られます。

で…どう言うこと?

誤解を恐れずに言えば、このシンプルな筐体とコントロールに秘められているのは「ブースターとファズとアンプの初段ゲイン」と言うことになると思います。実際に触ってみるとお分かりいただけることでしょう。

商品ページ→https://hcsguitar.com/item/itemgenre/effector/silktone-expander/

Silktone Expanderを簡単に説明すると「ハーモニック・エクスパンダー=倍音を広げるペダル」と言えます。と言うことは、ツィードアンプ的にオーバードライブ/ファズとしても、常時オンで音質強化ペダルとしても、音色を「ジャキらせる」ペダルとしても…使える万能機なのです。実際に使ってみるとその幅広い使い勝手に驚きます。ぜひお試しください。

常時オンで倍音増強プリアンプペダルとして、またハイゲイン時にはクラシックなファズのようにファットでラフに歪ませることも可能ですし、クリーンサウンドに厚みとわずかなサチュレーションを加えたい場合、Gain と Choke を抑えめ、Volume を12時程度に設定すると、クリーンな音に厚みとハーモニクスが加わり、サウンド全体がよりビッグで生き生きと聞こえるようになります。

商品ページ→https://hcsguitar.com/item/itemgenre/effector/silktone-expander/

村田