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ニシキドの夏を勝手に振り返るブログ / FUJI ROCKの思い出ほか

ニシキドの夏を勝手に振り返るブログ / FUJI ROCKの思い出ほか

どうも渋谷店ニシキドです。
唐突ですがこの夏を振り返るブログを書きたいと思い立ちました。(ご安心ください内容のほとんどはちゃんとギターや機材、音楽に関連することです。)

一番のビッグイベントはFUJI ROCK2025。ここ数年とあるギタリストの方のローディーという形でお手伝いに行っているのですが、本番日の本番前後以外はわりと自由に動けるので、様々なアーティストを観に行ったりしています。

DAY1(7/25)

今年は1日目の早い時間帯から現地におりまして。(HYUKOH & SUNSET ROLLERCOASTERに間に合うように店を出ました。)HYUKOHは昔からよく聴いてました。(Ohioと言う楽曲が一番好きです。)韓国のバンドです。とにかくの美しい音楽で間の使い方というか、”音がなってない瞬間の音(?)”も心地良い。そんなバンドです。音源の録り音も素晴らしいのです。かなりのこだわりを感じます。

最近、アジアのバンドが国内でも沸々盛り上がってますよね。耳が早い人なら「No Party FOr Cao Dong」や「YONLAPA」などもおさえているのではないでしょうか?僕はつい最近「かっこいいから絶対聞いたほうがいいすよ!」とBREIMEN カツシロさんに教えてもらいました。

そのあとは
「Vaundy」

初めてでしたが圧倒的歌唱力。凄いですね突き抜けてきました。伸びやかな歌声がとにかく気持ちい〜!ギターチームの見せ場もあり、しっかりと堪能することができました〜!「Vaundy」のサポートは錚々たるメンバーが参加されており、凄まじい演奏力でした。ギタリストも豪華で日によって色々な組み合わせのギターチームを楽しめるらしいです🤤とにかく参加しているメンバーが激アツです。

そして
次に観に行ったのは「Suchmos」です。

圧巻のパフォーマンスでしたね素晴らしかったです。メンバー全員の色気が…音楽とサウンドにも色気が…YMMSTAY TUNEで爆沸きする会場、Marryではみんな涙だらだら流しながら観てました。TAIKINGさんのプレイとサウンドも素晴らしかったです。サチュ感のある音作りでタイトなカッティングをキメてるのが最高なんですよね。(この日の「Suchmos」が良すぎたので、余韻に浸りながらDAY2終わり 苗場→渋谷の帰りの車は約4時間 「Suchmos」を聴いて帰りました。)

そのあとはご飯食べたり〜フラフラして〜毎年行く”知る人ぞ知る、とある穴場”に行きました。

苗場プリンスの裏側/キャンプサイトの近くに「どん吉パーク」というカフェ&バーが設置されているのですが、ここには小さなライブステージがあり、深夜帯にはセッション・ライヴを楽しむことができます。僕は毎年、深夜帯にはメインの会場から離れ、ここに辿り着き、楽しんでから宿に帰るという行程を過ごしてます。

バンドメンバーは苗場音楽突撃隊のメンバーが中心になっており、dipのヤマジカズヒデさん、THE ROOSTERSの花田裕之さん&池畑淳二さんなど とても豪華な顔触れ。タイミングによってはBRAHMANのTOSHI-LOWさんやMO’SOME TONEBENDERの百々さんなども飛び入り参加されていて、非常に盛り上がるスポットです。

アンプはマイキングなし!ドラムも生音!臨場感あってサイコーです。ヤマジさんの歌うIggy Popかっこよかったな!そしてあのジャズマス…やたら音が強いのですが秘密はなんだろう…など考えながら観ていました。深夜帯を持て余したら是非どん吉パークへ!

そして深夜1:00頃。メインの会場の方に戻りカツシロさんとCRYSTAL PALACEあたりで合流したところ、MEMEMION 坂本遥さんSuchmon TAIKINGさんKroi 長谷部悠生さんもいらっしゃるではありませんか!遅くまで機材トークを楽しみました。

みなさんのシステムにまつわるお話や「フーチーズの動画で観たあれってどうなんスカ!?」と言うお話(観てくださってありがとうございます)、あとは野外フェスなどにおけるトラブル回避の話:デジタル機材の熱対策のお話などなど。

そんなわけで野外フェスでの使用を考慮してサーキュレーターを仕込んだのが、こちらのカツシロさんのペダルボードです▼ (※FUJI ROCKではまた別で組ませてもらったペダルボードを使用してくださったとのこと。)

思い出に残る濃くて楽しい夜でした〜。カツシロさん / TAIKINGさんとパシャリ📸

DAY2(7/26)

この日は前日遅かったこともあり、ゆっくり宿で休んでからローディー業務を遂行し、仕事終わりで彼らだけ観てきました!

皆さんご存知「vulfpeck」

素晴らしいパフォーマンスでしたね〜。vulfpeckは元Side Park店 店長 橋川さん(現Yokoyama Guitars)に教えて貰ったのがきっかけで好きになりました。ファンクナンバーも、もちろん最高ですがミディアムテンポのポップナンバーHalf of the Wayが一番好きかも。

ライヴは初めて観ました。メンバーのほとんどがフロントマンできるくらいの歌唱力と存在感。入れ替わり立ち替わりパートを変えて楽しませてくれるパフォーマンスはまるでミュージカルのようでしたね。この日はCorry WongよりもベースのJoe Dartにスポットライトが当たる演出でした。

彼が”フィールグッド”なフレーズを弾くたびにオーディエンスが湧く湧く。楽器をやる人達だけでなく、広く音楽ファンのみなさんの中でも ベースヒーローとしての地位を完全に確立してました。

そんな彼のテイストをクルーズのPBスタイルベースNPBに、落とし込んでみたのが実はNPB HB Passiveだったりします。(やっとクルーズの楽器の話)

Crews Maniac Sound NPB HB Passive

厳選されたアッシュ材ボディに、Seymour Duncan製ハムバッカー1基とヴォリューム/トーンコントロールのみのシンプルな構成。その潔さゆえに、プレイヤーの個性や表現力を最大限にアウトプット。

塗装には薄いクリア・サテンフィニッシュを採用。ボディとネックの鳴りを存分に活かしたオープンな響き。とてもアコースティックなサウンドが得られます。2ndロットの今回はローズ指板モデルもラインナップ。これがまたいいんです…!!

シンプルで素直が故に弾き方、右手の位置などで音色の違いがよく出ます。コントロールの反応も良く、1ピックアップ構成とは思えないほど多彩な音作りが可能。様々な表情を見せてくれます。シンプルなコントロールは現場においても/演奏中においても音のアジャストがしやすく、柔軟に対応することを可能にします。ジャムスタイルのセクションがある場合などにも有効ですね。

「vulfpeck」だけでなく「BREIMEN」や「Kroi」など日本でもジャムセクションがたくさんあるアレンジやパフォーマンスをしているバンドがとても増えていて、楽曲の魅力はもちろん、“楽器同士/メンバー同士の掛け合い”を楽しみにライヴに足を運んでいるオーディエンスも少なくありません。ライヴ自体そういうものだとは思いますが、”その日その場でしか起こらない音楽のマジック”を楽しむのです。楽器をやっている我らにとってはこれ以上ないくらいに楽しめるライヴだと思います。

動画は最近見つけた「BREIMEN」韓国公演のオーディエンスが撮影していた映像です。画角的にも音量的にもカツシロさんのプレイをとても堪能できます▼

ヘンドリクスを彷彿とさせるイントロフレーズが印象的なHip Meから始まり〜Prescription Electronics C.O.Bを踏んだジャムセクション〜ソロあり!そして曲終わりにもジャムセクション〜IWBYL)

JAMっていいですね〜。

少し時間軸がブレますが、少し前からこんなところにも顔を出しています。下北沢の「music bar rpm」。いわゆるジャム・セッションができるミュージックバーですね。

プロミュージシャンをはじめとする 素敵なミュージシャン方の演奏を聴いて楽しんだり、一緒に演奏したり、出会ったりすることのできる下北沢のホットスポットです。プロを目指す若手ミュージシャンも積極的に参加されています。

この日(8/26)は飛び込みのベーシストの外人さんが「ブルースマンな かいとさんとジミヘンやりたい!」とリクエストしたことによって、MEMEMION かいとさんの弾くLittle Wingが聴けましたよ! サイコーでしたね。

いい夜でした。今まで見学者で参加していましたが、ちゃんとスタンダードを覚えて近いうちジャムに参加したい!と企み練習中…。(ちっこいボード組むところからだな…)

時間軸を戻しましてFUJI ROCK DAY2の翌日こちらに行ってきました!

Mrs. Green Apple / 10YEARS ANNIVERSARY LIVE “FJORD”(7/27)

ミセスはその昔コンサート業界にいた頃にお世話になり、今回の公演は10周年の節目ということで観に行ってきました。

素晴らしいエンタテインメント・ショー!まるでサーカスのようにカラフルで仕掛けがたっぷり。演奏者はもちろん、スタッフチームもこの日のために全力を尽くし実現できた公演なんだなと感動しました。

ライラック聴けました。ライラックのイントロフレーズはポストロックやマスロックからの影響を感じますが(Polyphiaっぽさもありますね) 初期から割とこういった浮遊感のある音使いが印象的なギターフレーズが絡む楽曲があり、もれなく好きです。ナニヲナニヲNo.7道徳と皿。中期ではアボイドノート。良フレーズの宝庫です。個人的には特に”アボイドノート”が特に好きかな〜。

“ライラック”ですが一度ヘッドフォンで(目を瞑って)聴いてみてください!ミックスが素晴らしく、没入感あるアトラクションみたいです。(特に2番Bメロ以降〜)初めて聞いたときは驚きました。

メジャー10周年記念ということもあり昔の楽曲もセットリストに組み込まれていてよかったです。2ndミニアルバム収録曲のCONFLICTもいつかまたライヴで聴きたいな〜そんなわけで若井氏のギタマガ表紙(2025年8月号)は個人的にとても嬉しかったのです!

という感じで夏を楽しんでましたと。

9月もたくさんライヴを観に行きましたがそれらを書くと倍の長さになるので8月までにしておきます。

そして10月は遂に待ちに待った「OASIS」に行きます!参戦される方、一緒に楽しみましょう!(こんなに好きなのにOASISのTシャツは何故か持ってなくて、今必死に当日着ていくTシャツを探してます。2025JAPAN Tシャツが当日GETできるのであればその場で着替えればいいのですが…。)

アティチュードは大事だという話▼

そんな夏の裏側!?(表側!?)では超愛用中のSIMPLIFIERの開発者 DSM&Humboldtチームと対談動画を撮影できたり、

家では個人YouTubeも久しぶりに更新しました。

Selkieさんというスコットランド出身の”ハイセンス”なミュージシャンと知り合い、彼女の録音作業に密着させてもらいました。歌とギター以外は基本DAWのサウンドライブラリを使って楽曲制作をしているとのことですが、そのトラックメイクセンスが素晴らしすぎるのです。(もちろん歌とアンビエントなスタイルのギターも)。大掛かりな機材を使用せず、自宅や移動先でPCだけであれば、こんなことができるのか〜という気付きがあると思います。最新リリースのHoursという楽曲が凄いですよ。

今後ももっと深掘って、「楽曲制作や配信、SNSへの動画投稿に挑戦したいギタリストさん/ベーシストさん」を導けるようなコンテンツを発信していけたらなと思います。

実は最近とあるギタリストさんのプライベートスタジオや、とある楽曲クリエイターの方の作業スペースに遊びに行かせてもらったりして たくさんインプットしてます。追ってアウトプットして行けたらなと思ってます!

そんな想いが詰まった特集ページ▼

ここ最近もBlackstarからPOLAR GOBEAM SOLOなど魅力的なアイテムが発表されましたね。

動画も公開しました▼

他には〜
*たくさんペダルボードの作成依頼をコナしました!追ってSNSに投稿/ご紹介していくと思います。
*USEDペダルの大量入荷があり、たくさん掲載しました!▼
https://hcsguitar.com/category/item/itemgenre/vintage-oldstock/

などなど!

最後までご覧頂きありがとうございました。

渋谷店 ニシキド

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