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Barrie Cadogan #2

Barrie Cadogan #2

LITTLE BARRIE & MALCOLM CATTOで来日していたギタリストのLittle BarrieことBarrie Cadogan(バリー・カドゥガン)氏とのHANG OUTレポートの続きです。

ひとしきりギターやアンプをチェックし、フーチーズの「小部屋」で雑談中。

バリー:お?ホワイトマーシャル2段積みかっこいい。なんかこの2段重ねのルックス見たことあるな… あーそうだ。昔J.Mascisがこうやって白いマーシャルヘッドを2つ積んで使ってたんだ。印象的だったな。

ム:あ、Year Punk Brokenの頃ですね。僕のイメージはMarshallと黒いヘッドの2段だった。

バリー:良い音だよね。ラウドで、彼に合ってる。

ム:確かにプレキシよりもタイトでストロングですもんね。

バリー:このJaguerは64年?

新井さん:64か65?

バリー:オリジナルブラックのマッチングヘッドだね。レアじゃん。

ム:でも音がイマイチな気がする…

バリー/新井:ほんと?どれどれ….

(ちょっと弾く)

バリー:全然良いと思うけど笑 ブリッジピックアップが弱いから?(流石、よく知ってる)

ム:そうですね。あまりにショボいから巻き直してブリッジやトレモロも交換しました笑 でもバリーが弾くと確かに良い音だね。なんと言うか…ケヴィンシールズ的ではない良さがある笑。俺どちらかと言うとケンヴィンシールズ的なイメージで使いたかったんだけど。

Primal Scream w/Barrie, Kevin and Paul Weller!

バリー:いや、ケヴィンもこう言うスリムネックで音が丸いギター好きだよ。

ム:そうなんですか!なんかビッグネック好きそうなイメージあったけど… 明後日マイブラのライブに行くんですよ。

バリー:ほんと?耳栓持っていかないとね笑(後日バリーとケヴィンは合流してハイパーギターさんなどに行ったらしい)


バリー:このギターは僕みたいにフラットワウンド張ってみたら?

ム:バリーさんフラット張るんですか?

バリー:うん。11-48のフラット弦で3弦がプレーンのやつね。僕みたいなスタイルには合うんだ。このギターも多分フラット弦が合うよ。予備を1セットあげるよ(新井さんに)後でホテルにある俺の弦1セット渡してくれる?

新井さん:オーケー

ム:すいません…ありがとう!そうか、だからさっきのギター(Crews Reuion II)で動画撮った時少し弾きづらそうにしてたんだ。きっとアクション(弦高)も、もっと高いのが好きですよね?

バーリー:うん。アクションが低いと音も細くなっちゃうしね。

ム:ですよね。それでもあの音が出るという…

バーリー:あ、これはヴィンテージのワウだね。クライドマッコイだ。いいね。音いい?

ム:いいですよやっぱり。

バーリー:いいね。でもライブでガンガン使う感じじゃないよね…ポットがイカれるし。

ム:そうなんですよね。そんで最近VOXがかなり良いペダルをリイシューしたんですよ。

横尾さん(バリーの友人):あ、バリー、それヤバいよ。チェックした方がいい。

バリー:そうなの?試したい。VOXなのにUKではあまり見かけないんだよね…

ム:そうなんですか?じゃあ是非是非。

〜セットアップ

バリー:これも動画撮っていいよ

ム:えー?ほんと?大サーヴィスですね

バリー:向こうの楽器屋でもたまに撮ってる 笑

ム:では!お願いします。これがVOX REAL McCOYです

と言うことで撮影した動画がこちらです

バリー:これだよ。この音だよ… 素晴らしいね。

バリー:これヴィンテージじゃないの?最近もTHE THE のツアー先でワウが壊れてさ…楽器屋でメジャーなワウペダルを買ったんだけど…もう踵側の音が全然ニュアンスでなくて。これはマジで良い。

本文とは関係ないけどThe Theのライブ最高

そっちのワウは仕様が違うの?

ム:こっち(V846 VINTAGE)は同じクライドなんだけど後期のもう少しアグレッシヴな個体をレプリカしたものですね。基板も見た目はほとんど同じなんだけど、ポットの抵抗値、インダクタ、トランジスタのゲインなど、結構違いがあります。

バリー:なるほど。

ム:ちょっとアンプのゲイン上げますね。

バリー:あー。なるほど結構違うね。僕は完全に最初のやつが好きだな。今まで弾いたワウの中で一番好きな音だよ。マジで。
知り合いが今でもストラトとオールドのクライドとフェンダーデラックスリヴァーブでライブをやってるんだけど本当にいい音でさ。それと同じ音がするよ…

ム:それVOXチームが聞いたら泣いちゃうかも… なんかこの2種のワウがイマイチ、ワウ好きに刺さってない印象なんですよね。ジョンメイヤーとかブルーノマーズとかはチョイスしたらいんだけど…日本とアメリカのマニア筋の反応が鈍い。

バリー:え?なんで?

ム:わかんないけど…みんな結構トゥ側に踏み込んでチャカポコするからかな?

バリー:あー…タイプが違うね。これはレゾナンスフィルターっぽく使わないと…

ム:あとは基板の見た目とか?笑

バリー:それは意味ないね…

・・・・

と言うわけで、流石にヴィンテージ楽器に詳しい&その鳴らし方も熟知されているバリーさん。その楽器の持つトーンを瞬時に引き出すリアルプレイヤー目線の楽器トークは素晴らしく…かなり楽しい時間を過ごさせていただきました。

そして後日、きっちり新井さんがバリーから弦を預かって届けてくれました(マジ親切…)新井さんありがとう!

そしてとても楽しんで演奏してくれたバリーさんに感謝します。来日公演の様子とバリーのインタヴューなどは後日某誌に掲載されると思いますのでお楽しみに。

バリーさんが出演されたラジオへのリンクはこちら

RADIO. RADIO. With George Williams | interfm | 2026/02/06/金 19:00-20:55 https://radiko.jp/share/?sid=INT&t=20260206200000

村田