【村田ブログ】CULTイベントありがとうございました
先日のCULTとの店頭イベント動画が公開されました(ニシキドくん編集お疲れ様)
今回も多くの皆様にご来場いただきありがとうございました。
という事で当日を振り返ってみます。
CULTのペダル紹介では発売となった時間軸的に、いつもRay / Tempest / Lux という順で紹介するのですが、今回は個人的にもその良さを認識したTempestを最初に紹介しました。
CULTの持ち込んだ良質なディストーションと普段ディストーションを使用しない村田が選んだディストーション対決からCULT Temepestのサウンドチェック。
最初に思ったのは圧倒的なスピード感です
Tempestのスピード感は現存するディストーションペダルの中でも特異なもので、かつアンプ的なサチュレーションドライブである、という点に注目。ザクザクした質感もありますが、それよりもミッドレンジの力強さに個性を感じます。バンドサウンドでも絶対的な音抜けが感じられるでしょう
そしてRayです。
シリーズで最も人気のあるペダル。今回は最初にCULT細川氏の持ち込んだTSの派生モデルとも言えるペダルやアンプライクペダル、私が選んだ定番モデルなど、一通りのオーバードライブペダルをチェックした後、Rayのサウンドをチェック。こちらもやはりスピード感とブティック感を持ち合わせたCULTらしいサウンドが印象的です。過去の音楽の「あの音」を再現したりするペダルではなく、新しい音楽を作っていく人のペダル、と言えるのではないでしょうか。クリーンとクランチの境界の滲ませるクリアなサウンドは唯一無二。ギタマガ2024年1月号によれば布袋寅泰さん自身のRigにも取り入れられたそうですが、その理由がなんとなくわかりました。
今後も目が離せないペダルになりそうです。
ちなみにEMD PD-1との対決が面白かったので今後こう言ったイベント(イチオシペダルを店頭で対決させるイベント)を開催しようかと思っています。
ちなみに今回のイベントで使用したギターは
クルーズBottom’s Up 23PL SSH(扱いが雑なのは私物だからです)
フルラインナップはこちらから
https://hcsguitar.com/category/item/guitar/cms_gtr/bottomsup/
アンプはBlackstar HT Club 40 MKIIIコンボです。
動画に録音された音はアンプのラインアウトからCabRigを使用してミキサーにダイレクトインされています
CabRigに関して詳しくはこちら
そしてLuxです
ベース版Rayという感じですが
この音もしっかり聴いて欲しいという事で今回はアンプでちゃんと鳴らしてみました。
ちなみに当日のセットアップは
・クルーズJB-Modern PassiveからLuxに
・LuxからGKのLegacy 800ヘッドへ
・Legacy 800のスピーカーアウトにロジャーメイヤーのDIをセット
・Trickfishの1×10スピーカーで鳴らしました。
スピーカーアウトにDIをセットするのがポイントで、動画の音はDIの音のみです。
いかがでしょうか?かなり良質なラインサウンドで、Luxの質感もよくわかると思います。バンドからスタジオまで、ベーシストなら絶対好きだろうな…というプレゼンス辺りのサチュ感から、芯のあるミッドレンジはダウンチューニングにも最適だろうな…etc
とにかくライブだけでなくレコーディングで本領を発揮するペダルだろうと思いました。
イベントで使用したベースはこちら
GKのレガシー800とトリックフィッシュ112のセットアップはかなり素晴らしいと思います。
ちなみにアンプのスピーカーアウトからDIへの信号を繋ぐ意味や使い方などはこちらのブログに詳しく記載していますのでチェックしてみてください
と言う訳でご来店できなかった皆様も
動画をお楽しみ頂ければ幸いです
次回もお楽しみに
村田