【ブログ】指から広がるBassmanLife part.2(PUNKの自由)
こんにちは。和田です。
前にも触れましたが、BassmanLifeの中で
指って重要よね…。
とまたまた思いましたので、Part.2として進めていきます。
前回のブログはコチラ
前回はSting氏とTelecaster Bassによる親指とミュートについて。
このトーンに改めて気付いた事により、これまで出しきれなかったニュアンスや音が出せるようになったという部分で、個人的にBassmanとして一歩進んだ気がしております。
楽器を続けていくなかでこういった気持ちになるのって結構大切なのではないかと思います。
そして今回また
指って大事よね
と思った事例が出ましたので、ご紹介。
今回それを教えてくれたのはコチラのベース
もうこのルックスが物語る。あのレジェンドに敬意をこめてCrews Maniac Soundが製作したフレットレスベースです。
あのサウンドに近づく為にサウンド面はもちろん、弾き易さにも拘ったフレットレスベースです。
前回のブログでは私の中で【Jazz Bassの音】を初めて意識したきっかけでしたが、、ジャコ・パストリアス氏のベースサウンドは
え!?なにこの音??これジャズベなん??
という【衝撃】をもたらしたジャズベースサウンドです。
この音も代表的な【ジャズベースの音】の一つではないでしょうか?
インストバンド時代のメンバーも
こういう音&プレイしたいからフレット抜いてくれ!!
とお願いされて、フレットレス化したのを覚えています(当時はギタークラフト・リペア科に在籍していたので、こういう事もやってました)。で、ギターもフレットレス化したらどうだろう?っとやってみた結果はご想像にお任せします…
と、いう訳でジャコ・パストリアス氏のサウンドも私の中では重要なジャズベースのサウンドであり、これまた
指から広がる世界
を存分に感じるベースであるなと。
弦を弾く右手のポジションもですが、左手によるニュアンスも重要。
どちらのニュアンスも重要であるからこそ出せる音であり、
あ、フレットレスって楽しい!!
と思える部分であり、
うへぇ…フレットレスって難しい…
と思う部分でもあります。
ちなみにジャコサウンドには弦を弾く際の指の振りの速さが重要との事です。(実際に社長がジャコからそう教わったそうです)
早く振り抜くのか、ゆっくり振り抜くのか、1本なのか、2本なのか等々…。実際にやってみると確かに様々な変化があり、実際に近い音が出たり、まったく違う音が出たり…と結構楽しいです。
そして、フレットレスでは左手も重要となってきます。
ハーモニクスのポジションだったり、音の入り方(スライドするのか、フィンガリングするのか)だったり、下から入るのか、上から入るのか?特にスライドでの音の入り方はフレットレスならではあるのですが、
この表現の自由度が楽しい(そして難しい…)
ですが、これらの要因がばっちりハマるとビックリするくらいジャコな音になります。
※JB-Modern PUNKはジャコの音を出す為に製作されたベースですので、普通に弾いてもジャコな音がしますが、もうバッチリ決まった時は
音源と同じ音がする=俺はジャコや!!
っと思えます。ホントに。
こうなってくるとこの自由度が
もう楽しくて仕方ない!!
指板上の自由、ニュアンスの自由そして
PUNKの自由
ぜひ楽しんでみてください。
それでは。
和田