【ブログ】やっぱりKAIZENは凄いんです。
こんにちは。和田です。
9月も半ばとなりましたが、残暑と言いますかまだまだ暑いです…。
そんな訳でこんな暑さにも負けないアツいギターをご紹介します。
本日ご紹介するのはこちら
トシン・アバシ氏とのコラボレーションにより登場したMUSIC MANの新しいギターです。
前にも一度ご紹介をしましたが、ものすごく良く出来たギターです。
もちろん、実際に手に取って頂いた方々からは【物凄く弾き易い】【意外と普通に弾ける】【色んな音が出せる】【音が良い】と感動のお言葉を頂いております。
【意外と普通に弾ける】という感想に対してはあまりにも斬新なボディ形状&ファンドフレットというのがあっての事が先行してしまっているのもありますが、この感想の通り普通に弾けるギターです。むしろ
めちゃくちゃ弾き易いギター
です。私自身も実際に手に持ってみてあまりの弾き易さに驚きました。今までのギター人生の中でもトップクラスです。そんな訳で今回は弾き易いに焦点を当てていきます。(音については次回お楽しみに)
さて、その弾き易さの秘密はいかに?を追ってみましょう。
まずはこの
独特なボディ形状と、大胆なコンター加工
です。
もう見ての通りなのですが、なかなか斬新なデザインであり、コンターの入り方もなかなか大胆です。ただ低音弦側のホーンの長さ具合やボディエンドの形状を見ていると、同社MUSIC MAN Majestyを感じさせたり、どことなくstarandberg BodenやAbashi Conceptsを感じさせるような…。
とにかく持って構えた時のフィット感、バランス感がよく、ピタッと馴染む感じです。
靴でも手袋でもそうですが、ピタッと馴染むものって履いた瞬間、着けた瞬間にピンときますよね。それがKAIZENで感じられる訳です。この感覚はなかなか他のギターでは感じる事が出来ない部分です。
そしてKAIZENの弾き易さの最大の秘密はやはりこのインフィニティ・ラディアスの指板
おのずと指板がプレイヤーの方を向くので、指板がもの凄く見やすいと言うのがポイントとして挙げられていますが、実際に弾いてみると、左手首への負担も少ないように感じます。
7弦側から1弦側に向かう時に通常のギターであれば3弦、4弦に向かって登っていって、そこから1弦に向けて下がって(手首を動かして)いくのですが、KAIZENの場合は1弦側にRの頂点があるのそのまま進んでいく(手首を動かさなくても良い)感覚でスルスルッと弾けてしまいます。
これは狙ったのか?それとも偶然か?
公式には指板の視認性についてしか触れられていないのですが、こういった面でも理にかなった設計であるのではないかと。
ボディ自体もボディバックのコンターと合わさって、自然と体の方へ向かってくる、吸い付いてくる感じもあるので、実際は総合的にそう感じてしまうだけなのかもしれません。
それでも弾き手にそう思わせるというのは凄い事であります。とにかく、弾いていて物凄く楽で快適な弾き心地なのです。
恐るべしKAIZEN
長々と綴ってしまいましたが、とにかくこの弾き心地は最終的には手に取って感じ取っていただく以外にはありません。この弾き心地まさに
ノーストレス!!
上記の通り、楽で快適な弾き心地ゆえに、弾く事だけに集中出来るので、余計な力も必要なくなるので疲れません!!余計な力が入らないという事は脱力して弾けるという事です。
そして脱力して弾けるようになることで、新たな局面も見えてきます。
さぁ、一度KAIZENを手に取ってみませんか?
手にしたプレイヤーにきっと色んな新しい景色を見せてくれることは間違いないでしょう。
ぜひ一度お試しください。
それでは。
和田