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【ブログ】泣き?叫び?魂のフレーズを飛ばせ!! V-Queen

【ブログ】泣き?叫び?魂のフレーズを飛ばせ!! V-Queen

こんにちは。和田です。
今回ご紹介するのはコチラ
Crews V-Queen

1958年製をベースにCrewsが拘りに拘りを重ねて製作したフライングVです。
ボディ、ネックには1ピースのホンジュラスマホガニー、指板にはブラジリアンローズウッドと厳選したトーンウッドを惜しみなく使用したモデルです。
オリジナルのディテールを引き継ぎながら、弾き心地を重視したクルーズらしいセッティングは、材が生み出すトーンをシンプルにバランス良く鳴らすヴィンテージラインの真骨頂とも言える仕上がりです。
ジャラーンと弾いた時にネックはもちろん、ウィングの端にまで振動がブーンと伝わってくるのが分かります。
股に挟んで弾くスタイル(シェンカースタイル)で弾くとウィングを通して太ももに伝わってくる振動がこれまた堪らないです。
名前の通りの【V】形状の独特のボディ。振動がウィングを伝っていくことに生まれる響きこそがフライングVならではです。
試奏の際はまずこの振動の違いを感じて頂ければと思います。

そして何よりもハイフレットの弾き易さです。
最終フレットとなる22Fにも楽々手が入る、チョーキングも出来るので、運指を気にすることなく弾けるのも魅力です。

ハードロック・ヘヴィメタルが大好きな私からすると、マイケル・シェンカー、ルドルフ・シェンカー、KKダウニング…といかにもな方々が頭をよぎるのはフライングVというギターを知ったきっかけがこの曲というのもありますが…。

最後の1弦22フレットのチョーキングが堪らないのです。
STやLPでも出来なくはないけど、こんなにグイっとアップした泣きのフレーズを出来るのもフライングVの恩恵と言っても良いかと思います。
とハードなサウンドももちろんOKなのですが、このV-Queenに見事にはハマるのは

そう、ブルースです。

いや、フライングVと言えばブルースでしょ!!

と言われればそれまでですが、私のフライングVのスタートが上記の通り、マイケル・シェンカーなのでこの回り道ははお許しください。(3大キングは誰だ?と聞かれてとっさにケリー・キングと言ってしまったくらいなので…)

そんな私がなぜに堂々とフライングVとブルースがハマると言い切れるのかと言うと、実際にアルバート・キングを聞きながら軽くドライブさせたアンプでV-Queenでチョーキングしたらもうまさにブルージー!!な泣きの音がでましたので。音による説得力に勝るものはないかと。(まさにブルージーなサウンドはK&T Greeny搭載機、ロックテイストが強い方がお好みの方はCrews P.U.搭載をお試しください。)

色々なフレーズを試してみましたが、17F以降でも気にせず楽に弾けると言うポイントは大きいです。
17フレット以降からペンタトニックでアップしていって21,22Fでチョーキングというのもグイグイ弾けます。
ハイポジションで運指やチョーキングといったプレイ面での事を考えずに出したいところの音で出したいように弾けるつまりは

思うがままに弾ける

という事です。余計な事を考えずに

思うがままの情熱、魂の叫びをアプトプット!!

これこそがブルースであり、フライングVではないのかと思います。
さあ、あなたの情熱をV-Queenと共に飛ばしてみませんか?

お待ちしております。
それでは。

和田