【ブログ】CAJ DC・DC station II とAC/DC Station VI の違いって?Part.3 サウンドチェック編
こんにちは。和田です。
さて、今回はとあるチャレンジをしてみました。
パワーサプライの弾き比べです。
以前にブログではその機能の違いは紹介いたしました。
CAJ千葉氏にも色々と質問をして、お勧めは総合的な部分で
DC・DC station II
という事になりましたが、やっぱり実際に音を出してチェックしたいなと思い、やってみました。
音の違いは動画等でご案内出来ればよかったのですが、なかなか絶妙な変化なので、なかなか再現が難しいので、文章でお伝えいたします。
まずはシンプルにAC/DC StationVIとDC・DC Station IIを弾き比べての感想を。
ちなみにチェックはこんな感じでしました。
音の違いとしてはAC/DC Station VIの方が
音がくっきりする
という感じです。
ローエンドがややギュッとしまった感じとなります、歪みでよりパワフルに抜けを感じを出したい方にはAC/DC Station VIの方が良いかと思います。( ※DC・DC Station IIを使用した際の音が弱々しいという事はではありません。 )
対してDC・DC Station IIの方は同じ歪みでもノイズが少ないというか雑味がやや少なく聞こえる印象です。この違いがノイズフィルターの部分の違いでしょうか。
DC・DC Station IIのサウンドの印象がstrymon Ojaiに似ていると感じましたので、次はこの2つでチャレンジ。
似てる…。
DC・DC Station IIの方が僅かにレンジがあってパワフルかな?という感じです。
店頭での試奏用パワーサプライとしてはstrymon Ojaiを使用しています。
その理由はノイズの少なさもですが、癖がない(味付けがない)という部分があり、一番客観的に音を見れるというのが大きいです。
このフラットさを基準にするのであれば、 DC・DC Station II はちょっと好き嫌いが出るのかも??しれないです。
ですが、このちょっとパワフルになるのがCAJの癖でもあり、良いところなのではないでしょうか?
とは言え、このクオリティでこの価格(14,850(税込))は凄いことです。
正直なところ、これをブログで紹介するのもどうかと思ったのですが、実際にお問合せもあり、気になる部分ではあると思いますのであえてトライしてみました。
ご希望であれば店頭でもチェックは出来ますが、その際に注意して頂きたいのは
サクッと終わらせる事
です。
明確に変わったと最初は思いますが、何度もやってると間違いなく訳がわからなくなります。
繋ぎ替えてワンフレーズ弾いて、繋ぎ替えてというくらいでやらないと確実に迷子になります。
実際に私も迷子になりましたし、店頭で試された方も大体が迷子になり、ホントにただ時間を浪費しただけ感に物凄く襲われます…。
ですので、試奏の際はサクッとお願いします。でなければ、沼にハマります。
こういう時は第一印象を信じるのが一番良いです。
いかがでしょうか?
気になる部分ではあったと思いましたので、思い切って綴ってみました。
最後に纏めとしては
歪みやアナログ系でパワフルに出したい方には CAJ AC/DC Station VI
ちょっとレンジを広げて出したい方には CAJ DC・DC Station II
味付けなくフラットに出したい方にはstrymon Ojai
と言った感じになりました。
パワーサプライご検討中の方はこれをご参照いただければと思います。
※CAJ AC/DC StationVI はアイソレートではないのでご注意ください。
大型のペダルでパワーサプライを複数台される方はアナログの歪みをAC/DC Station VI、空間系等はstrymonと分けてみても面白いと思います。
AC/DC Station VIは販売価格も¥8,360-(税込)とリーズナブルな価格帯でありますので、置くスペースがあるのであればやってみる価値はありますので、トライしても面白いと思います。
※間違いなく沼ですので、トライする際はご注意を!!
そして、前回の最後でも触れましたが、DC Cableでも音は変わります。
今使用しているペダルボードでもう少し音抜けを良くしたいとお悩みの方はこちらのAlbedo Hodos DC Power Cableもぜひお試しください。
いかがでしたでしょうか?
パワーサプライをチョイスするなかでぜひ今回のブログを参考にして頂ければ幸いです。
それでは。
和田
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