【ブログ】John Petrucci サウンドに触れる
こんにちは。和田です。
【Ride On New Scale】【7弦フェア】 も2月末まで、残るところ僅かです。
今回は主にJohn Petrucci モデルであるMajesty、JP15を軸に進めてまいりました。
良く考えたらMUSIC MANの7弦モデルって、Jason Richardson モデルが出るまでは、JPかMajestyだけで20年近く引っ張ってきたという事です。
1モデルだけで、ここまでシェアを広げたギターがあったでしょうか?凄い事です。
前回はニシキド氏に7弦をメインとしたバンドのお勧めを紹介(【ブログ】低音で広がる世界?)して頂きました。
今回はフェアの軸でもあるJohn Petrucciサウンドに触れて行こうと思います。
まず最初に7弦フェアらしくコチラから
ほぼ7弦しか刻んでないのに、もう音が格好良い!画面見なくても、この音を耳にしただけで、
あ、ペトルーシだ!
って、わかるのはホント凄いです。
このカラー(Smoked Pearl)はお気に入りなのか、よく登場します。
先日のDreamTheaterのTwitterにも映っておりました。
“A tight set that immersed the senses in a dazzling display of technical prowess” – @MidwestRewind
— Dream Theater (@dreamtheaternet) February 17, 2022
Check out this great review of our show at @StifelTheatre – https://t.co/Edz5smN1P1
📷 by Sean Derrick/Thyrd Eye Photography#DreamTheater #TopOfTheWorldTour pic.twitter.com/r8fHEzZFU9
この音出せないのかな?と思ってMajestyを使ってハイゲインで色々と試行錯誤してみました。
Majestyを使っただけでかなり近い音が出てしまうのに驚きですが、あともう一歩がしっくりこない…。
あれやこれやと色々やっていた結果、このピックを使ったらしっくりきました。
ピックって重要ですね…。
JPピックが各種入ったアソートパックもございますので、こちらを試してみるのも良いと思います。私も試しましたが、↑のFlow Pickが一番しっくりきました。
この分厚さには驚きでしたが、エッジ処理が独特で思ってたより弾き易くて驚きです。素材はULTEMです。
Majestyとピックで驚くほど近いところまで持って行くことが出来ます。(これ本当にビックリ)
もうバッチリまで追い込むに為に、後はMesa/Boogie Mark-VかJPII-Cで行くしかないといったところでしょうか。(もちろんキャビネットはバーチカルで!)実機で言えば、TRIAXISという手もあります(笑)
あのミッドの独特なスクープ感は Mark シリーズ ならではないかと。(やはりレクチじゃこうはいかない。)
JPのサウンドの中で切ってもきれない存在です。
実機の紹介となりましたが、もちろんFractal Audio FM3、KemperでもMark-IIやMark-V、JPII-Cのモデリングやプロファイルを選ぶとかなり近づけます。
FM3に至っては思いっきりそれなプリセットあります(笑)
JP氏もFractal使用していますので、空間系の感じはかなり近いです。(氏も空間系エフェクターとして主に使っているそうなので。)
ちょっと脱線してしまいました…。
さて、お次はリードトーン
初っ端からやってくれてます。HAPPY SONGの名の通り、もうファンならライブでこの冒頭のフレーズが出ただけで間違いなくHAPPYです(笑)
このフロントのLPのような艶のあって、甘いトーンはilluminator搭載(JP13)以降のサウンドの特徴でもあります。AirNorton(懐かしい…)やLiquidFireでは出てこなかったフロントのサウンドでもありますので、ライブ音源等でJP13以前以後と聴き比べてみると面白いです。
そしてこの曲、ライブだと凄く速い…。
最初のカウントの時点でかなり早いのですが、気にもせずそのまま弾いてますね…。
私だったら間違いなくカウントの時点でドラム止めます(笑)
何事もなくサラっと弾く。目指したい物です。(練習あるのみ!!)
HAPPY SONGはソロアルバムの中の1曲ですが、ソロアルバムとあって、全編に渡り、JP節が炸裂しており、満足感たっぷりです。
DreamTheaterやLiquid Tension Experiment はやはりバンドとしての曲作り、サウンドメイキングなんだなというのが、このアルバムを聴いてる感じ取れます。
歪み、リードときたら、JP、Majestyには欠かせないピエゾ
これは懐かしのIbanez時代です。ピエゾを搭載したダブルエッジは2000年からの登場なので、もちろんこの曲の時には使われておりません。
ですが、ライブだとバッチリとピエゾ使ってるのがよくわかります。2004年の武道館なので、ギターはJP6です。(もしかして誰か写ってます??)
ピエゾでアームビブラートが出来るというのもこのモデルならではですね。
この音聞くと、ピエゾも欲しくなりますよね。このライブはワイヤレスで飛ばしていますが、どういうシステムでやっているんでしょうかね。見たところステレオインの所にプラグが入っているようには見えますが、ステレオ信号ってワイヤレス飛ばせるのだろうか…。
と、また一つ謎が増えてしまいましたので、調べます。
ちなみにワイヤレスでなければこれが便利
売ってそうで意外と売ってないスプリッターですので、JP,Majestyをお使いの方はぜひ。
フェア中にMUSIC MAN JP,Majestyのご購入の方にはプレゼントしておりますので、お早めに!
さて、色々と触れてきましたが、最後に私がJPを最初に知った曲はコチラ
確か前回のブログ(【ブログ】Ride On New Scale!! 7弦の歴史って?)でSteve Vaiを私に紹介した友人から教えてもらったような…。
オーケストラやコーラスも入って壮大です。
に、してもマイク・マンジーニ氏のドラムセットが凄い!1個くらいたたいてないシンバルとかありそうですよね。(そしてどうしてもスネイプ先生に見えて仕方がない…。)
JP氏もMajesty 6 → Majesty 7 →Majesty 6 と計3本使用と大掛かりな曲です。
うーん、凄い!長いけど何回でも見ちゃう!そしてもちろん音も良いです。
今はツアー真っ最中のようですが、ワールドツアー、来日公演も出来れば良いのですが…。
この音圧に埋もれたい!というのと、Majesty8を見たい!
New アルバムを聞いていて、いや、これ7弦じゃないよね??って思ってたら、まさかのMajesty 8の登場。流石です。
限定100本、日本に1本入ったとか、入ってないとかですが、ぜひとも再販して欲しいものです。
そしてJP、Majestyシリーズと言えばこのお方。
しっかりとデモ動画アップされております。
いかがでしょうか?
JPの代表的なサウンドかなと思うのをチョイスしてみましたが、もちろんの事ながら良い物がたくさんあり過ぎるので、
いや、JPならこれでしょ!
なぜこの曲がピックアップされていない!
等があるとは思いますが、その辺りはまた触れていければと思います。
オススメがあればぜひ教えてください。
多弦フェア終了後も変わらず、JP、Majestyシリーズをフーチーズでは推してまいりますので、興味を持った方はぜひ一度ご来店ください。
お待ちしております。
それでは。
和田
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