【Repost Blog】ロードボックスって?(ロードボックスとアッテネーターって!?)
こんにちは。和田です。
さて、先日から続けている
ロードボックスとアッテネーターって!?
ついてすすめていきます。
前回のアッテネーターって?は下記リンクからご確認頂けます。
さて、今回のお題となる
ロードボックスって何??
ですが、この言葉を追っているとロードボックスやらダミーロードと色々と出てきます。これらは実は同じと言えば同じですので、まずはダミーロードから進めていきます。
真空管アンプヘッドにスピーカーを繋がずに使うと壊れるというのはよく聞くと思います。
それはなぜかと言うと、パワーアンプはそもそもスピーカー(抵抗)に繋ぐことを前提に考えられていますので、スピーカー(抵抗)がないと真空管に過電流が流れ込み、壊れてしまうという事です。
そこで、スピーカーと同じ抵抗をもって、アンプにスピーカーに繋がっているのと同じ状況を作ってアンプを守る機能がダミーロードです。
で、このダミーロードにラインアウト等の出力を付けたものが
ロードボックス
という訳です。
要するに、先のブログで紹介したものは全てロードボックスと言って良い物なのです。
ややこしくなってしまいましたが、今回はそんなロードボックス(アッテネーター機能なし)のお勧めをご案内。
Suhr Reactive Load IR

リアルにキャビネットに向かう信号と同じように動作する、もはや小さなキャビネットと言ってもよいスペックで製作されたReactice LoadにIRを読み込めるようにしたものがこちら。
プリセット以外にもお好みのIRを取り込んで使用することができます。
シンプルにリアルなサウンドが魅力の1台です。
続きまして
Two Notes Torpedo Captor X

リアクティブロードボックス&アッテネーター。
キャビネットシミューレーター&マイクシミュレーターに加えてIRデーターの読み込みも可能で幅広いサウンドメイキングが可能です。
流石はキャビネットシミューレーターの老舗 Two Notes。内容が充実しております。BluetoohまたはUSBで携帯端末やパソコンから簡単にエディット出来るのも魅力です。
紹介ブログもございますので、コチラ↓もご参照ください。
そして
Fryette Power Station PS-2A

シンプルにロードボックスとしてものすごく優秀です。しかもロードボックスとしてのみ使用の場合は電源なしで使用出来てしまうというなかなかな逸品です。
そのシンプルさ故の音の良さがあると言う事でしょうか…。(Line Outの音を聞き比べてみてください。)
そして電源不要の超シンプルなアッテネーター&ロードボックスと言えば
Crews GB-VI

いかがでしょうか?
今回ご紹介したものは全てダミーロード機能はもちろん、キャビネットに繋ぐことも可能です。
※Fryette PS-2A、Two Notes Torpedo Captor X以外はアッテネーター機能は付いてない(キャビネットスルーです)ので、そのままの音量で音出ます。お気をつけください。
そうなるとアッテネーター機能もあって、ロードボックスとしても使えるし、ラインやヘッドフォンでの音作りの機能もしっかりとしたUniversal Audio OX、Two Notes Torpedo Captor Xが優秀なように思えてきます。
ラーメンでいうところの
全部乗せ
といった具合でしょうか。
だからと言って、これがマストという訳ではありません。
使う人が必要、かつ良い音が出せるというものを選べば良いのです。
メンマとキクラゲいらないのに全部乗せ注文しませんよね?
上のおススメはザクっとした説明となりますので、どれにしたいかお悩みの方はお気軽にご相談ください。
適切なラーメ…もとい、ロードボックスをご案内いたします。
お待ちしております!
さて、ここで実はシレっと触れてこなかったワードが…。
リアクティブロード
これも良く聞きますよね。
特に最近のロードボックスで。
何かとこのワード推されてるけど、実際
リアクティブロードって何なん!?
を次回お送りいたします。
それでは。
和田