【ブログ・動画】Crews ReNeWeL
徐々にですが、オフィシャルサイトから直接、商品をご注文いただける様になりました。
本日入荷したEMD PD-1ペダルなどもご購入いただけます。こんな感じで…
このペダル、音にこだわるギタリスト皆さん(そして少数のマニアなベーシストの方に)大ヒット中です。ほぼ口コミだけでこの反響。何がそんなに良いのか?是非お試しください。オルタナギタリストからベーシスト、スムースジャズギタリスト、AORの名手、ブルースマン… 音楽を選ばずにこのペダルをご購入いただいており、そのことが全てを物語ってくれています。まだ未チェックの皆様は是非。
そんな中、本日ご紹介するのはクルーズのギター、ReNeWeLです。
こちらはソリッドボディーのマホガニーボディー、マホガニーネック、ローズウッド指板に2ハムバッカーというある意味王道のスペックを持ちます。そして、サウンドも思いっきり「王道」です。そのあたりにフォーカスしてサウンドチェックを行いました。注目はクルーズ・オリジナルピックアップの「フラットに見せかけて、実はミッドレンジにフォーカスしたキャラクター」です。クリーンだとフラット、ドライブさせるとミッドに存在感が出てくるこの感じは、ナカナカのサウンドだと思います。デジタルアンプとの相性も良いです。動画です。
動画ではお客様からオーダーされたボード(全て当店でお買い求めいただいた場合に限りボード製作も受け付けております)を使わせていただきました。
Special thanks “DRT” sama
マニアックなペダル軍団で鳴らす王道のサウンドを是非、チェックしてください。クリーンからハイゲインまで、本当にギターの存在がしっかりと際立ちます。
以下、全くの余談ですがこの動画を撮る前に、この動画を見てしまい…
後半、雰囲気だけですが、偉大なるギターヒーローをイメージしてサウンドを作りました。VOX AC15なのでEL84ですが、6L6であればもっと高域が伸びて、低音のルーズな感じ(VHTのパワーアンプで言う『DEPTH』ですね)も出てきます。
氏の音はハイゲインな印象が強い様ですが、特に初期はハイゲインアンプの音ではありません。誤解を恐れずに言えばジミーペイジと同じセットアップで生み出した超クラシックで王道なサウンドです。
つまり、適度にドライブしたマーシャル+アンプ手前のダブリング・エコー、そしてスタジオ処理の深いリヴァーブ。重要なのはエコープレックスのプリアンプサウンドではなく… ピッキング、そしてリヴァーブ、です。ソフトに爪弾く様に弦をハジくことで低音まで綺麗に鳴らす、そして擦る様にピックを当てて倍音を出す。低音弦を弾くときはピッキングの角度を調整して、弦の振幅をコントロールする… この動画からどれだけの情報が得られることか…こういったところも氏が「ヒーローたる所以」だと痛感します。
↑この音。某)野村さんが言っていましたが「あれさー、57のコリーナVで一発録りなんだってねー」
そう、エレキギターってこう言う音が出るはず。出るんですよ多分。今度コリーナVの音、録ってみます。
憧れの「ブランサウンド」はアンプや機材ではなく、氏の演奏とそのスタイル/シビアなピッキングコントロールから生まれた音なのだということを忘れない様にしなくては、と改めて思いました。ちなみに私、個人的にはタッピングよりもリフの音に『凄み』を感じます。ラウドでヘヴィーなのに爽快な音。いつ聴いてもすごい。
と言うことで。
思いっきり商品とは関係ない話になりましたが、そんなに外れてもいないんです。その事もまたいずれネタにしましょう。
とにかく、王道はバッチリ抑えながら自分の音を追求するみなさんに、このギター「ReNeWeL」をオススメします。
MWrata