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最高に遊べるレコードプレイヤーをご紹介します。

最高に遊べるレコードプレイヤーをご紹介します。

渋谷店ニシキドです。

今回はギターではなくレコードプレイヤーに関するお話です。
KORGさんから少し前に発売されたポータブル・レコードプレイヤー「handytraxx play」をご紹介したいと思います。

日本においてポータブルレコードプレイヤーが認知されるようになったのは日本コロンビアから発売されたGP-3がヒットした1980年頃になります。まだ僕は生まれる前ですが、レコードに夢中の青年たちは小脇にGP-3を抱えてレコード屋に足を運び、「MYプレイヤーで視聴する」なんてこともあったとかなかったとか。

GP-3はこのようなルックスですが、ANABUS audio GP-N3Rとして近年復刻されているので似たものをネットや雑貨屋さんなどで見かけたことがある方も多いと思います。

そんな中、国内のDJ機器メーカーとして信頼のあつかったVestaxが、ポータブルレコードプレイヤーの最新版として2000年頃に世に送り出したのが「Vestax handy trax」でした。(写真は2008年頃発売のhandy trax USB)

handy traxは当時のDJ達の”持っているとイケてるアイテム”として(今の言葉で言うと映え?)そして前述のGP-3のように持ち運び、レコードショップでのディグや買い付けなどに活用している方も見られたとか。そしてこれも聞いた話ですが「ツアー中のDJが遠征先のショップでGETしたレコードを移動中や宿泊先のホテルで次のギグで使うためにチェックする。」という用途が一番主流だったのではないかと。

今回ご紹介する「KORG handytraxx」シリーズはその「Vestax handy trax」の正式なアップデートバージョンです。KORGとVestax元社長でありオリジナルのHandy Traxにも携わった中間俊秀氏との共同開発によって新たに生まれかわりました。

KORGから発売されたhandy traxxシリーズは全3種類のラインナップとなっております。Nu:tubeを搭載した「handytraxx tube」と1bitオーディオに対応した「handytraxx 1bit」、そして今回このブログでメインにご紹介していく“遊べるポータブル・レコードプレイヤー”「handytraxx play」です。

画像をクリックすると商品ページにアクセスできます。

早速handytraxx playに関してみていきましょう。

〈カートリッジ〉
handy traxx playではセラミックカートリッジを採用しております。セラミックカートリッジは耐久性が高く、高出力、RIAA カーブのような特性を持つので内外部フォノイコライザーが不要で、初心者でも取り扱いやすいカートリッジです。(ハンダ付け他、針圧の調整などが必要となりますが、MMカートリッジにも交換可能です。)

続いて入出力端子をみていきます。

〈CARTRIDGE SW〉
セラミックカートリッジは使用時は信号が強く、音響特性もそのまま出力できるような信号になるのでフォノアンプ/イコライザーを必要としませんが、MMカートリッジを使用する際はMM用のフォノアンプを通すMM側を選択します。

〈SPEAKER ON/OFFスイッチ、アウトプット、ヘッドフォンアウト〉
ポータブル・レコードプレイヤーを謳っているからには単体で音が出なくてはなりません。handy traxxシリーズは全てのモデル、スピーカーを内蔵しており単体でレコードを楽しむことができます。もちろんアウトプットから外部のパワードスピーカーに接続したり、ヘッドフォンを接続して使用することも可能です。

〈DIRECT MASETER SW〉
DIRECTに切り替えると、ルーパー、エフェクター、クロスフェーダーを通さずに、レコード再生音が出力されます。またスピーカーからルーパーの再生音を出力しているときに、 OUTPUTからは出力せずにレコード再生音をヘッドフォンでモニタリング(キューイング)することができます。

そして「play」の最大の特徴はこちらです。ルーパー&各種エフェクトとフェーダーコントロール。

みなさんご存知のようにDJプレイをするには通常2つのターンテーブルとミキサーが必要になります。(図)右で回しながら次に回す曲の準備を左でして…と交互に使っていくわけですよね。

「handytraxx play」は内蔵のループ機能をうまく使うことで、あたかもターンテーブルが2つあり、ミキサーも構えているかのようなプレイを楽しめるのです。下の動画をチェックしてみてください!

〈ループ機能〉
メインのレコード再生音とループ再生音のミックスコントロール、独立した回転数のコントロール、REC/STOP/PLAYボタン、再生音とループ音を切り替えるクロスフェーダーでコントロール可能。

〈エフェクトにはフィルターとディレイを内蔵〉
フィルターは「DJフィルター」「EQ&アイソレーター」「ピーキングワウ」の3種から、ディレイにはフィードバックとテンポ、MIXコントロールにて操作可能。ループ機能に加えてエフェクトを使用することで「play」可能性はどんどん広がります。

コントロールパネルは逆向きに取り付けることもでき、右手でスクラッチしたい人にも対応可能です。(フェーダーコントロールもサイドのFADER REVERSEスイッチを使用すれば反転可能。)

スクラッチしてみよう!

「play」にはDJプレイ(スクラッチやキューイング)のためのスリップマットも付属します。スクラッチにチャレンジしてみましょう!またhandytraxxシリーズにはレコードの回転にブレが生じないよう、光学式ベルドライブ(光センサーとCPU )による回転数の安定化/制御装置が内蔵されておりますが、「play」はスクラッチ・プレイにも対応できるよう特別にカスタムされています。

蓋を閉じればすぐに持ち出し可能。

(インパクトのある邦題が付きそうな)帯をあしらったパッケージデザインもかわいいです。

最後に

「handytraxx play」は

・昔たくさん買った/押し入れにしまってあるだけのレコードを久々に掘り出してみようかな。
・実家にあるレコードを持って帰ってきて久々に聴いてみようかな。
・場所を選ばず色々なところでレコードを楽しみたい。
・これからレコード・コレクションを始めてみようかな!

・アナログで聴けば良いギターサウンドの真髄に少しでも近づけるのでは…??
・レコードを日常に取り入れつつ、DJプレイにもちょっと興味がある!

といった方々におすすめです。外部スピーカーがなくてもレコードで音楽を楽しめて、ミキサーがなくてもDJプレイが楽しめる。とても親しみやすく、すぐに楽しめる/遊べるレコードプレイヤーです。

クリスマスシーズンということもあり、自分へのプレゼントとして、大切な人へのプレゼントとして。日常を少し豊かにしてくれるレコードプレイヤーなんていかがでしょうか。

渋谷店 ニシキド

イメージ写真に使用したレコードはThe Jimi Hendrix Experience / Otis Redding「Historic Performances Recorded at the Monterey International Pop Festival」です。ジミのボブ・ディラン カヴァーが最高な1枚です。

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