【ブログ】D.Iのサウンドチェック
本日は店頭にあるPueblo Audio OLLA(オイヤ)とRadial JDIという2つのオススメDIのサウンドチェックを行いました。こちらです。
OLLAは以前にもベース(ジャック)のサウンドチェックで使用しました。
JDIとOLLAは共にJENSENのカスタムトランスを使用しています。今回はパッシヴ比較なので、違いがわかりやすいと思います。
JDIは音が綺麗にまとまって、聴きやすいサウンド。柔らかさもあり、ピエゾアウトだけでも素晴らしいサウンドに聞こえます。
OLLAはそこからさらに解像度が上がったイメージ。巻き弦のザラつき感や中域の情報量が多く、前に出る音です。今回はパッシヴ仕様ですが、アクティヴだとさらに押し出しが強く、サウンドに迫力が加わります。
OLLAはベーシストに向けて「アンプのスピーカーアウトとスピーカーの間に繋いで使う」という使用法をオススメしていますが、アコースティックギターでも素晴らしいパフォーマンスだと思いました。
また、今回はクルーズのCL-01Eというアコースティックギターを使用していますが、こちらのギターも素晴らしいと思います。小ぶりなアコギと聞くと、生鳴りが頼りないのではと思ってしまう方もいるかと思いますが、この「CL-01」はそんな事はありません。細部に「ひと工夫」を加え、一歩進んだサウンドに仕上げています。Mi-Siピエゾを備えたCL-01Eはライン出力だけで、ここまで豊かなサウンドが得られます。いわゆる「ライン臭く」無い、エアー感を含んでいますが、それこそがこのギターの良さではないでしょうか。硬くない、心地よいサウンドが得られます。バッテリー充電式のMi-Siも超便利。楽器の特性をストレートに出力しています。「アコギのプリアンプってすごく作られた感じの音がする」というご相談を多くいただきますが、このギターは違います。弾きやすいのでエレキギター弾きの皆さんにも強くオススメしたいギターです。是非、お試しください。
また、今回は好評のAlbedo(アルベド)ケーブルのベルデンではなくM-Type(MOGAMI 3368ケーブル仕様)を使用しています。ベルデンほど癖がなくワイドレンジなモガミケーブルの良さはそのままに、中低域に重心があるイメージ。ベーシストにもオススメですが、アコギでも本当にいい感じ。というわけで、アコギ弾きにもエレキ弾きにも面白い(細かい)情報が店頭に沢山あります。是非ご来店の際にはスタッフに色々とご質問ください。
皆様のご来店をお待ちしております。